▼唸声の気になるサイト/各国別殺人発生率ワースト20

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上記は各国別殺人発生率ワースト20(RATE)/UNODCUnited Nations Office on Drugs and Crimeによる殺人統計より、以下は各国別殺人発生件数ワースト20

 

http://www.unodc.org/unodc/en/data-and-analysis/homicide.html

 

ご覧のようにホンジュラスがダントツの一位である。再度腫瘍摘出をするチャベス大統領のベネズエラは五位、このレートは10万人換算しての数値である。

 

件数別ではブラジルが一位でレートも高い。インドも多いのだが、人口が多くレートは低い。中国は11位だが、これもレートはインドよりも低い。麻薬戦争のメキシコは三位であるが、これは益々エスカレートする可能性もある。ロシアは八位。

 

我が国は殺人発生率は低さで第四位、一位はモナコとパラウでゼロ、三位はアイスランドで1件の0.3、日本は0.5、同率では、オーストリア・シンガポール・ブルネイ・香港であり、色々な指標で香港の良さが目につく。大陸のデタラメぶりを嫌がるのもよく分かる。香港の治安が悪いと感じるのは香港映画の所為かもしれない。

 

幸せの国ブータンはと言うと、7件でレートは1.023位、同率にはサウジアラビア・スウェーデン・ギリシャ・イタリア・マルタ・トンガがある。

 

いずれにしても、殺人率世界一なんて不名誉は早く返上されたい。

 

そうそう、動物愛護よりも人間愛護が大切ではないの・・・

 

IZA2/27-《今、何が問題なのか》殺人率世界最悪の国】

 中米ホンジュラスで今月(2月)中旬起きた刑務所火災は犠牲者350人以上。警察は腐敗し、ギャングの暴力が横行するこの国の危機的状況を象徴的に示した。刑務所には定員の倍以上の者が収容され、このうち半数以上は罪が確定していなかった。刑務所、消防、収容者らの言い分が食い違い、火災の原因はよく分からない。きょうのテーマは「殺人率世界最悪の国」とした。

 

 ■刑務所火災、看守は逃げた

 大惨事は今月(2月)14日深夜、中部コマヤグアの刑務所で起きた。定員の倍以上の852人の収容者のうち、受刑者は43%で、残りはなかなか開かれない裁判を待っているか、ギャングのメンバーだと疑われるなどして「ぶちこまれた」者たちだった。AP通信は、生存者の話などから、火災発生当時の状況を次のように伝えている。

 

 消防が通報を受けたのは午後10時59分だった。当直の看守はたった6人。しかも4人は監視塔にいた。監房の鍵を持っていた看守はパニックになり、鍵の束を床に投げ出して逃げ去った。収容者ながら看護師として働いていた男性が鍵の束を拾い、炎に熱せられながら、次から次へと監房の扉を開いていった。自動車盗で服役中のホセ・エンリケ・ゲバラ受刑者は「彼は命の恩人だ」と語った。

 

 看守の一人は「火災を確認してすぐに通報したのに消防が到着したのは30分後だった」と話した。しかし、消防側はすぐに刑務所に駆けつけたのに、看守が進入を阻んだと主張した。これは暴動であり、扉を開けてはならないと思っていたようだったという。火災の原因について刑務当局は、就寝用のマットレスをめぐる収容者同士のケンカがあり、一人が火を放った可能性が高いとしている。目撃証言から、収容者の寝たばこが原因とする報道もある。

 

 ■ギャングか不法移民か

 ホンジュラスの800万人の国民の70%は貧困層であり、生計を立てるには、ギャングの一員となるか、不法移民として米国で働くしかない、とロイター通信は伝えている。ギャングは麻薬の密輸のほか、それぞれの縄張りで商店主やタクシー運転手らから「税」を徴収する。みかじめ料を取るわけだ。警察もギャングと同じようなことをしており、時折、警察官が逮捕されたり、警察責任者が更迭されたりするが、腐敗は組織的なものでなくならないという。

 

 ホンジュラスの殺人発生率は2004年、住民10万人あたり32件で、中米ではエルサルバドル、ジャマイカ、コロンビア、ベネズエラよりも低かった。それが08年には10万人あたり58件となり、10年には82件となって、世界最悪と考えられるようになった。

 

 ■きっかけはクーデター

 危機的状況に陥るきっかけとなったのは、09年6月のクーデターだと指摘される。当時のマヌエル・セラヤ大統領(59)が国外に追放された=現在は帰国。周辺諸国は一斉にクーデターを非難し、ホンジュラスは孤立して経済的苦境は一層深まった。一方、国内の抗議行動を押さえ込むため、警察がより強硬になった。

 

 ホンジュラスの無法ぶりは、国連も憂慮している。先ごろ、人権問題の専門家を派遣して、ホンジュラスのジャーナリストや弁護士、人権活動家らの置かれた状況について調べさせた。調査結果は国連人権理事会への報告書にまとめられるが、訪問を終えた専門家は「人権侵害があっても調査されず放置されており、司法の信頼が傷ついている」と指摘して、ホンジュラス側に改善を求めた。その矢先に刑務所で大惨事が起きたのだ。

 (編集委員 内畠嗣雅(うちはた・つぐまさ)/SANKEI EXPRESS)

 

 

 

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このページは、唸声が2012年2月27日 13:00に書いたブログ記事です。

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