▼唸声の気になる写真/ロシア:アルコール夜間販売禁止令で増えた商売と減った犯罪?!

| コメント(0) | トラックバック(0)

写真は「не продается=販売していません」の表示に固まるロシア人/オレアンダニュースより

http://www.oreanda.ru/ru/news/20120215/common/popnews/article611079/

 

 

まるで事件現場のような酒売り場

 

上記記事によれば、連邦独占禁止局(FAS)は、午後11時から午前8時までアルコール販売禁止に関する途中経過の報告をした。調査結果は、明るいものではなく、禁止による抜け道が明らかとなった。さまざまなトリックは以下のIZAをご覧あれ。

 

ロシアの2010年の平均アルコール摂取量は8.9リットル、2011年は9.2リットルと増加している状況の中で、夜間の酒販売禁止は、アルコールによる交通事故・けんか等を減少させた。アルコールによる犯罪は、2011年上半期と比較して、モスクワでは23%減少、沿海州では40%減少、ロシア全体では14%減少していると言うが・・・。

 

但し、夜間のニセウォッカが出回れば、死者も増えるし、犯罪も増える。時間の問題だ!

 

IZA2/16-《外信コラム》飲酒大国ロシアで夜間禁酒令!の顛末】

 平均寿命の短さや高い自殺率、家庭崩壊など、およそロシアの社会問題の根底には酒がある。

 

 そこで近年は、各地の行政当局が夜間に「酒」(アルコール度数15度以上と規定)の販売を禁止する措置をとっており、深夜営業の店では酒売り場に網がかぶせられたりしている。私自身、寝付け薬にキツイのを引っかけたくてもビールくらいしか買えないため、この規制には一定の効果があると思っていた。

 

 ところが、さすがはロシアである。新聞報道によると、“夜間禁酒令”の抜け穴を突き、深夜の酒配達で荒稼ぎする業者が各地に跋扈(ばっこ)しているというのだ。

 

 配達人が客から「借金」をし、「抵当」としてウオツカやウイスキーのボトルを提供するのが手口の一例だ。客に500ルーブル(約1295円)や1千ルーブルで磁石やカードなど意味のない商品を買わせ、おまけとしてボトルを「贈呈」する業者もある。禁止されているのはあくまでも「販売」だろうというわけだ。

 

 当局も当局である。従来のモスクワでは午後10時~午前10時の酒販売が禁じられていたのだが、最近になって、3時間短縮する市政府令が昨年11月に出されていたことが報道で発覚。こんなことが何の議論もなく、ひそかに決められていたというのもロシアらしい。(遠藤良介)

 

 

 

トラックバック(0)

トラックバックURL: http://gakugo.net/unarigoe/mt-tb.cgi/1159

コメントする

唸声


世界のニュースネタをお届けします。映像や写真、色々な国の新聞もご紹介します。笑いあり、涙あり、グロもあり!世界には我々日本人の知らないことがいっぱいあります。

このブログ記事について

このページは、唸声が2012年2月16日 13:00に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「▼唸声の気になる写真/ベトナム:北朝鮮との超遠距離恋愛、30年後に結婚」です。

次のブログ記事は「▼唸声の気になる映像/米国:エンパイアステートビル最上階で初のゲイの結婚式」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

月別 アーカイブ