アニメは銀熊賞を受賞した和田淳監督の「グレートラビット」の予告編/YouTubeより
グレートのグレートたる由縁はグレートであること!
【IZA2/19-ベルリン映画祭、和田淳監督のアニメが銀熊賞】
ベルリン国際映画祭銀熊賞(審査員賞)を受賞した和田淳監督
第62回ベルリン国際映画祭の授賞式が18日夜(日本時間19日早朝)行われ、短編コンペティション部門に出品されていた和田淳監督のアニメーション「グレートラビット」が同部門審査員賞(銀熊賞)を受賞した。
最高賞金熊賞に次ぐ賞。
長編コンペティション部門では、パオロ&ヴィットリオ・タヴィアーニ監督「シーザー・マスト・ダイ」が、金熊賞を獲得した。
長編コンペティション部門のそのほかの結果は以下の通り。▽審査員大賞(銀熊賞)=「ジャスト・ザ・ウインド」(ベンス・フリーガウフ監督)▽監督賞(同)=クリスチャン・ペツォルド(「バルバラ」)▽女優賞(同)=ラシェル・ムワンザ(「ウォー・ウィッチ」)▽男優賞(同)=ミケル・ボー・フォースガード(「ロイヤル・アフェア」)▽脚本賞(同)=ニコライ・アルセル、ラスムス・ハイステルベルグ(「ロイヤル・アフェア」)▽芸術貢献賞(同)=ルッツ・ライトマイヤー(「白鹿原」の撮影に対して)▽アルフレッド・バウアー賞=「タブー」(ミゲル・ゴメス監督)▽審査員特別表彰=「姉」(ウルスラ・マイヤー)
和田淳監督のプロフィール
1980年兵庫県生。
大阪教育大学、イメージフォーラム付属映像研究所、東京藝術大学大学院で映像を学ぶ。
2002年頃から独学でアニメーションを制作しはじめ、「間」と「気持ちいい動き」を大きなテーマに制作を続けている。
『鼻の日』(05)がノーウィッチ国際アニメーション映画祭短編部門でグランプリ、『そういう眼鏡』(07)がリオ・デ・ジャネイロ国際短編映画祭で最優秀若手審査員賞を受賞。
『わからないブタ』(10)がザグレブ、アヌシー、広島、オタワの四大国際アニメーション映画祭にノミネートし、ファントーシュ国際アニメーション映画祭でBest film、文化庁メディア芸術祭で優秀賞等国内外の映画祭で受賞。
『春のしくみ』(10)がベネチア映画祭オリゾンティ部門で、最新作『グレートラビット』(12)がベルリン国際映画祭短編部門で上映される。
テレビシリーズ『レイナレイナ』(09)で共同監督として参加、映画『私は猫ストーカー』(09)、『ゲゲゲの女房』(10)でアニメーションパートを担当する。
現在、大阪教育大学非常勤講師、日本アニメーション協会会員、合同会社CALF所属。
和田淳監督のサイトより↓
http://www.ramalhoblog.com/proxy/index.php?q=aHR0cDovL2thbmtha3UuanAvYWJvdXQv
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