写真は夫から酸で顔を焼かれたFakhraYounusさん(33)、右は酸をかけられる前/BackChinaより
http://news.backchina.com/viewnews-189518-gb2312.html
【ローマ】3月17日、Fakhra Younusさんは治療中のローマでマンションの6階から飛び降り自殺をはかり亡くなった。2000年5月、カラチで夫のBilal Kharから酸をかけられ、片目は失明、左耳は溶け落ち、唇はくっついた状態となった。彼女は自殺する前に36回の整形手術を受けている。Bilal Kharは起訴されたが無罪、Bilal Kharはパンジャブ州の知事の息子で本人も国会議員を経験している。
Fakhra Younusさんは母親がヘロイン中毒であり、11歳の時にダンサーとして働き始め、すぐに売春をするようになる。彼女の処女は2000ドルと金製品1set、ラドーの時計で買われた。既に子供のいた18歳の時にBilal Kharとカラチのパーティで知り合う。
結婚後、Bilal Kharは激変し、虐待が始まる。彼女は子供を連れて実家に逃げるが、Bilal Kharが追いかけてきて、息子の目の前で母親の顔に酸をかけた。
パキスタンでは過去10年に1500件以上もの女性の顔を酸で焼く事件が起きている。当然ながら、表に出ない事件もたくさんある筈である。所有物を煮ようと焼こうと勝手であるとの思想がそこにある。
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