写真は「日本の死刑執行は遺憾」と声明を出したキャサリン・アシュトン欧州連合外務・安全保障政策上級代表/European Commission映像より
http://ec.europa.eu/avservices/video/player.cfm?ref=84133&sitelang=en
映像はパレスチナ自治政府サラム・ファイヤド首相とキャサリン・アシュトン欧州連合外務・安全保障政策上級代表、金融協定の署名および共同記者会見
【IZA3/30-「日本の死刑執行は遺憾」EU上級代表】
欧州連合(EU)のアシュトン外交安全保障上級代表は29日、日本で死刑囚3人の刑が執行されたことを受けて声明を発表、「20カ月にわたり死刑を執行しなかった日本が死刑を再開したことをEUは極めて遺憾に思う」と表明した。上級代表は日本政府に対し、死刑執行を凍結するようあらためて呼び掛けた。
EUは死刑廃止を主張しており、各国で死刑が執行されるたびにこうした声明を出している。(共同)
EUは死刑廃止が加盟条件となっているため、加盟27カ国が全て死刑制度を廃止している。ロシアもいずれEU加盟を考えているのか、1996年の欧州議会加盟時に死刑執行を停止し、2009年11月19日に、憲法裁判所は死刑の廃止を規定している欧州人権条約を批准するまでは死刑の執行を停止するという命令を出し、事実上死刑制度が廃止されている。
但し、最近のロシアの世論調査では、62%が死刑の復活を望み、死刑にすべきは、十代への性犯罪者72%、殺人64%、テロ54%、麻薬密売28%、反逆者12%となっており、殺人よりも未成年者への性犯罪に対して死刑を望む声が多い。これは再犯や現実の被害者が多いことを反映したものか?
この他、21%が死刑執行停止を支持しており、死刑廃止に関しては5%と実に少数意見である。停止と廃止を合わせても26%だ。
先日、元検事正のお話を聴いたが、死刑になるのは本当に酷いことをやった奴らばかりだと強調しておられた。光市母子殺人事件の犯人など中程度の酷さだと言う。もっと悪い奴がたくさんいる。現在、132名の死刑囚が執行待ちとなっている。
何故かいつの間にか姓が変わった光市母子殺人犯の大月孝行死刑囚(旧姓福田)が中程度であれば、65名はさらにおぞましい犯罪と言うことになる。
生活保護と同じでまじめにコツコツ働く者が犯罪者よりも苦しい生活をするのはおかしい。遺族にすれば、髪の毛1本たりとも残してもらいたくないと言うのが被害者の心情であろう。
参考にしたニュース
【RT3/29-Capital punishment: Russians want return of death penalty】
http://rt.com/news/death-penalty-return-russia-787/
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