写真は死刑判決を受けたДмитрий Коноваловドミトリー・コノバーロフと Владислав Ковалевウラジスラフ・コワレーフでお互い25歳、1年生からの仲良し/YouTubeより
【ミンクス】ベラルーシのテレビは3月17日、2011/4/11のミンクスの地下鉄で起きた爆弾テロにより、15名死亡200名以上が重軽傷を負った事件の犯人の銃殺刑が行われたことを報道した。
執行日は不明であるが、ベラルーシのルカシェンコ大統領は恩赦を拒否し、死刑執行がなされた。ただ、ルカシェンコ大統領は大統領職についてから17年間一度も恩赦を行ったことはない。ベラルーシは欧州で唯一死刑判決のある国として知られている。
EUでは死刑執行を見合わせるように要求していたが、ルカシェンコ大統領はこれを無視し、追加経済制裁を加えるようである。しかし、ベラルーシにとって、ロシアとの関係がうまくいっていれば、EUが騒いでもさして痛みは感じないようである。
【IZA3/19-地下鉄テロで2実行犯の死刑執行 ベラルーシ EUの見合わせ要請無視】
ロシア国営テレビは18日、昨年4月にベラルーシの首都ミンスクの地下鉄駅で15人が死亡、200人以上が負傷した爆弾テロ事件の実行犯として殺人などの罪に問われた2人の死刑が同日までに執行されたと報じた。
タス通信によると、欧州連合(EU)のアシュトン外交安全保障上級代表は報道官を通じ、ベラルーシは欧州で唯一死刑を続けている国だと指摘。執行を見合わせるよう求めていた。
ベラルーシ側がこれを無視したことで、対ベラルーシ追加制裁をめぐり2月末に全加盟国の駐ベラルーシ大使一斉召還を決めたEUとの関係はさらに冷却化するとみられる。
テロはミンスク中心部の地下鉄駅構内で発生。爆発物入りのバッグをホームに置き爆発させたとしてベラルーシ人の男2人が拘束された。同国最高裁は2人が他の爆破テロにも関与したと認定、昨年11月に死刑を言い渡した。
そのうち、中国から日本は死刑をやめないと経済制裁をするぞなんて時代が来るのだろうか?考えただけでも恐ろしい。いやだいやだ!
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