写真は打ち上げられた10.7m、30tのマッコウクジラ/BackChinaより
http://news.backchina.com/viewnews-185329-gb2312.html
3月4日、英国東部のリンカンシャーのビーチにマッコウクジラが打ち上げられたと英紙が伝えた。抹香の名を持つが、このマッコウクジラは死んでから数日経つのか酷い悪臭を漂わせていた。マッコウクジラの腸内にできる結石は流涎香と呼ばれ、金と同じ価値がある高級香料であるが、その肉体は腐敗すれば悪臭を発する。
クジラは浅瀬に入ると自重で肺が圧迫され、呼吸ができなくなり死亡すると言われている。
マッコウクジラの肉は脂が多過ぎて食用に適していない。脱脂して皮を乾燥させたものをコロ(煎皮)と呼び、関西ではおでん種となる。
マッコウクジラの英名はsperm whale=精液クジラと妙な名前がついている。これはマッコウクジラの頭部から採取される白濁色の脳油が精液に似ているためについた名前と言う。抹香と精液とくれば、生臭坊主が思い浮かぶ。そうだ、環境テロリストのシーシェパードもこの類だな。
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