写真は行方不明となり殺された大学生の韓耀さん(19)/新唐人TVより、警察は犯人の自宅と野菜畑の小屋から多くのビニール袋を発見し、この中にあった骨をDNA鑑定に回している。
【IZA5/23-中国雲南省で大量殺人か 青少年ら17人行方不明】
中国の通信社、中国新聞社は23日、雲南省昆明市郊外で青少年らが相次ぎ行方不明になる事件が発生、公安省がこのほど本格捜査に乗り出したと伝えた。不明者は17人で、警察当局は地元に住む男(56)を拘束。大量殺人事件の可能性を指摘する報道もある。
中国メディアのこれまでの報道によると、当局は4月下旬から行方不明になっていた大学生1人が殺害されたことを確認。他の不明者についても、男から事情を聴いて調べている。
男は1970年代に殺人罪で無期懲役の判決を受け、97年に刑務所から出所し、地元に戻っていた。相次ぐ不明者の届け出に警察が適切な対応を怠ったとして、地元の公安局長が更迭されたという。(共同)
警察が拘束している男は、張永明容疑者(56)、張は、1974年15歳の時、刃物で人を切り、半年間労働教育所入り、その後1978年12月、殺人罪で無期懲役となる。この殺人はバラバラ殺人である。1997年6月、張は出所し故郷に戻っている。
労働教育所でも更生できず、殺人を犯しているのだから、19年でどう変わったのだろうか?2007年に行方不明となった息子のことでこの容疑者に対して疑念を持った母親が警察に訴えたが相手にされなかった。
同容疑者については、こうした事件や未遂事件が他にも数件もあったが、警察はまともな捜査をしてこなかった。行方不明者の中で雷玉生さん(24)はヤミレンガ工場にさらわれ働かされていたが、18日後に自力で脱出している。この件でも本人から取り下げがあり、警察は取り調べをしていないと話している。ちなみに行方不明者の多くは、同容疑者の自宅から700mの範囲以内で行方を断っている。
地元の村人は、張容疑者が若者をさらっては食べていたのではないかとの話もしている。
死刑に反対する人はこうした事件をどう考えるのだろうか?
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