死んだ猫をヘリコプターに改造して、空飛ぶネコになった。目を丸くして驚いているのは、通行人ではなく、死んだネコである。
さて、この猫の名前の「オービル」だが、ピンとくる方はいるかな?そう、ライト兄弟の弟の名前である。オービルはヘリコプターについて、1936年の書簡中で「ヘリコプターには根本的な問題がある」、「ヘリコプターの開発には資金がかかりすぎる上に商用性もおぼつかないので誰もとりかかられないだろう」と書いている。
そんな皮肉も込めての「オービルコプター」であろう。
しかし、死んだ猫をヘリコプターに改造するなんて、日本人にはない発想。死んだ人間を人体模型にしたのもヨーロッパ人(製造は中国)であった。ちなみにネコバスは死んだネコではない。念のため。
【IZA6/5-通行人もびっくり!? 死んだネコをヘリコプターに】
通行人も思わずびっくり!? ロイターによると、アムステルダム市の中心街を飛行するネコは、オランダのアーティスト、バート・ヤンセン氏の作品「オービルコプター」だ。3日、同市で開かれたアート・フェスティバルで披露された。
ヤンセンさんによると、作品は「車にはねられて死んだ私のネコ『オービル』に感謝の意を表するビジュアル・アートの一環」だとか。
作品はラジコンヘリコプターの愛好者と一緒に制作したという。
以下の写真は実用ヘリコプターの祖イーゴリ・シコルスキイ(左)とオーピル・ライト(右)↓
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