この初期画面はぼやけていますが、動画はかなり鮮明です
血などは一切出ていないが、運転手の呉斌さん(48)を襲った衝撃の凄さが分かる。中国紙は一斉に彼を英雄として報道している。かなり痛そうだが、このビデオを見る限り、運転手として当然のことをしただけとも言える。この国では、こうした当然の行為も英雄的行為となるのであろうか?乗客を巻き添えにして大事故となるのが当たり前だと言っているかのようである。
ただ、この金属片は3.5kgもあり、呉斌さんのダメージはかなり大きい。ブレーキに使われている金属の一部のようだが、こんなものがどうして飛んでくるのか?整備不良車から飛んできたのか?この国の道路は実に恐ろしい。
【IZA6/5-乗客守り死亡した中国のバス運転手、英雄に】
中国で高速道路を走行中、フロントガラスを突き破って車内に飛び込んできた金属片の直撃を受けながらも、懸命にバスを停車させ、乗客を守った後に死亡した48歳の長距離バス運転手が「庶民の英雄」として称賛を浴びている。
5日には、運転手の地元の浙江省杭州市で追悼式が行われ、約3千人が参列。死亡した運転手の呉斌さんは5月29日、江蘇省無錫市から杭州市に向けて走行中、対向車線の方向から飛んできた金属片が腹部を直撃。病院に運ばれたが、肝臓などを傷めて3日後に死亡した。
痛みをこらえながらバスを道路上に停車させ、乗客24人の安全確保を図る姿をとらえた車載カメラの映像がメディアで繰り返し放映され、人々の感銘と同情を呼んだ。(共同)
コメントする