写真は最新マンションのキッチンを視察する金正恩第一書記/BackChinaより
http://news.backchina.com/viewnews-199974-gb2312.html
朝鮮中央通信の9日の報道によると、金正恩第一書記は100戸の新居に移った煕川2号発電所の従業員にカラーテレビや家具等を贈ったとしています。テレビが来ましたので、後は電波と電気があれば、テレビが映ります。
煕川1・2号水力発電所は当初10年かかると言われていましたが、何とこれを3年で建て、「煕川速度」なる言葉も生まれたくらいの超高速工事です。これに対して党は「英雄的偉勲を党は永遠に忘れないだろう」と絶賛しており、今回の新居はこのご褒美だと思われます。
ただ、この平壌から煕川発電所までは160kmも離れています。電気を送るように人間も送る訳には行きません。通勤は厳しいですね。この100戸はご褒美ですが、住むのは家族であり、英雄は発電所に住み込みで働いている筈です。
この発電所の完成により平壌に安定的に電気が送られるとされていますので、家族が人質となり、父ちゃんは電気を切らさず送るのが役目です。停電は平壌市民ばかりか発電所の家族を一番苦しめます。
「これは我が国の家具なのかな?」
「うーん、親父に見せたかった」
「いい眺めだね。まるでウイーンにいるようだ。なんて」「・・・」
はたして「三こすり半」工事で発電所もマンションも大丈夫なのでしょうか?
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