上記記事は「2012年中国大学生就业报告」より、2008年卒の3年後の給料は4445元≒55820円
http://news.jyb.cn/job/jysx/201206/t20120611_497687.html
11日に発表された「2012年中国大学生就業報告」で大卒者の給料が分かりました。
なかなか、就職するのも難しいと聞いておりましたが、この報告書によりますと、2011年度卒の失業率は9.8%、2010年卒の失業率が10.4%なので0.6%下がっています。この数字自体がなんとも疑わしいと言ってしまえば、それまでですが、卒業半年後の失業率です。
さて、給与ですが、2011年卒の大学生の半年後の給料は2766元≒34735円で同2010年卒は2479元≒31131円と287元≒3604円上がっています。学部別となると工学部が3297元≒41403円で最高、最低は教育学部の2621元≒32914円となっています。
この国では、先生の給料は安く、若者には人気のない職業です。大学教授ともなれば別格ですが、党の方針に従って愛国教育と反日教育をするので、人気もない?訳です。
2008年卒の半年後の給料は1890元≒23734円、3年後は4445元≒55820円となっており、2.35倍にも跳ね上がっています。また、2008年卒で10000元≒125580円以上を貰っている者は7.6%、3000元≒37674円以下の者は15.4%、これが、高等専科学校卒であると10000元以上は2.8%、3000元以下は33.9%となります。
先日の大学統一入試があれほど熱が入っていたのも分かる気がします。
肝心の失業率の高い学部は生物科学14.9%と美術学14.7%です。これが高等専科学校になると一番高い失業率の専科は応用韓国語18.6%、芸術設計15.5%となっています。
中国でも一時韓流ブームが来ましたが、この数字を見る限り、どこかへ飛んで行ってしまったようですね。わが国は未だに韓国ドラマを垂れ流しにしていますが、もういい加減にしてもらいたいものです。お父さんが失業してしまいますよ!
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