写真は大統領弾劾国民投票用紙「DA=ハイ、NU=イイエ」/YouTubeより
テレピ局による出口調査では投票した人の80%以上が罷免にDAであったと言う。つまりの国民の37%が大統領にNOを突きつけたのである。バセスク大統は投票を拒否した国民は私の支持者であると公言している。54%のすべてが大統領支持とは思えないが、この八掛けとしても46%*20%+54%*80%で52%が支持者で46%*80%+54%*20%で48%が不支持者となる。つまり、その差はたったの4%である。
【IZA7/30-ルーマニア大統領続投へ 国民投票「不成立」と選管】
ルーマニアで29日実施されたバセスク大統領罷免の是非を問う国民投票について、選管当局は同日深夜(日本時間30日午前)、暫定投票率は45.9%で、規定の50%に達せず、不成立になったと発表した。大統領は連立与党の決議により停職中だが、職務に復帰する見通し。欧米メディアが伝えた。
大統領は29日「ルーマニア人は国民投票を無効にした」と勝利宣言した。一方、ポンタ首相率いる連立与党は今後も政敵の大統領の追い落としを狙う構えで、政界の混迷は必至の状況だ。
大統領は2010年に緊縮財政策の導入を決め、支持率が急落した。夏休み期間中の投票のため、投票率が低迷したとの声も根強く、地元メディアの出口調査などによると、投票者の大多数が罷免に賛成だったという。選管当局は30日以降、正式結果を発表する。(共同)
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