写真は故アラファト議長の遺品、下はアラファト議長のシンボルでもある頭に被っていたハッタ、これらから高濃度のポロニウム210が検出されたと言う/アルジャジーラ映像より
アラファト議長の死は、癌・肝硬変・HIVなどと言われていたが、今回、アラファト議長の奥さんであるスーハさん(上記映像では29秒後)からアルジャジーラが議長の遺品を預かり、スイス・ローザンヌの放射線物理学研究所に持ち込み調査を依頼し、遺品からポロニウムが検出され、ポロニウムによる毒殺の可能性が出てきたものである。歯ブラシから54mBq、下着から180mBqを検出したと言う。
2004年11月11日午前3時30分にパリ郊外クラマールのペルシー仏軍病院で死去した時には、死因が特定できなかったと聞くが、フランスの陸軍病院でポロニウムは疑わなかったのだろうか?ちなみに、ポロニウムの最初の犠牲者は発見者マリ・キューリの娘アイリーンである。
今回のニュースで気になるのは、アルジャジーラがかくも信頼されている報道機関であるということフランスの陸軍病院が議長の死に関与しているのではないかということ。
今年の11月で開局16年となるアルジャジーラは「公正で政治的圧力を受けない、中東で唯一の報道機関」である証なのだろうか?NHKや新華社も是非見習って貰いたいものである。
さて、フランスのペルシー仏軍病院であるが、今回のポロニウムが真実であるとしたら、疑いの目が先ず向けられるはずである。本当に分からなかったのか?それとも、分かってはいたが、隠したのか?ラマッラーに埋葬されているアラファト議長の遺体を調べれば、明らかになる。
では、何故今なのだろうか?パレスチナ和平を望まない者が確実にいると言うことか?
放射線物理学研究所のサイト↓
【IZA7/4-アラファト議長は放射性物質で毒殺? 衣類から核物質】
中東の衛星テレビ、アルジャジーラは3日、2004年に死去したパレスチナ自治政府のアラファト議長(当時)の死因について、致死性の放射性物質ポロニウムで毒殺された可能性があると報じた。アラファト氏の血液や汗、尿が付着した衣類などから高い濃度のポロニウム210が検出されたという。
アラファト氏は04年10月にヨルダン川西岸ラマラの議長府で体調を崩し、11月11日、搬送先のパリ郊外の病院で、75歳で死去した。死因は不明で、当初から毒殺説も取りざたされており、今回の報道であらためて論議を呼びそうだ。アルジャジーラは、毒殺だった場合の犯人像には触れていない。
アラファト氏の妻だったスーハさんが、病院から渡された遺品の歯ブラシや衣類などをアルジャジーラに持ち込み、スイスの研究所でポロニウムが検出された。(共同)
ある会話 某将軍「第一書記様、アラファト議長からポロニウムが検出されたそうです」 第一書記「8年も経っているのになんだろうね」 某将軍「まだ、早いのですが、総書記もポロニウムと言う訳にはいかないでしょうか?」 第一書記「えー、どうして?」 某将軍「中国の工作員の所為にすれば、一挙に世界の目がわが国に向けられます。非道な中国に一泡吹かせたいのです」 第一書記「なるほど、羅津港だけでなく、我が物顔にわが国に顔と口を出すのは気に食わないからね」
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