写真と記事はラジオ・オーストラリアより、ドーム型のレーダーが設置されている
菲律宾称中国在南沙建雷达站是挑衅=フィリピンは中国の南沙レーダー基地が挑発だと語る
実効支配とはこうしたことを言う。我が国の尖閣諸島は我が国が実効支配をしていると言うが、我が国の国民さえも簡単には上陸をさせない。それを称して、実効支配と言うのか?
フィリピンも我が国も米国頼りだが、オバマ大統領の米国弱体化により、益々軍事費に金が回らなくなる。金が回らなければ、アジアでの軍事バランスも変わってくる。軍事バブルの中共は益々金を軍事に回し、米国の脅威を取り払っていく。
そんな中での沖縄知事の大統領化は中国に付け入る隙を与え続けている。国民の生活第一と言いながら、国民を窮地に追いやる政党と一緒で、沖縄県民を危険な立場に追い込んでいる。
【IZA7/17-中国が南シナ海スービ礁にレーダーを設置】
【シンガポール=青木伸行】フィリピン・デイリー・インクワイヤラー紙(電子版)は17日、中国が南シナ海で軍事施設の建設を強化し、スービ礁にレーダー施設が完成したと報じた。中国が実効支配するスービ礁はミスチーフ礁とともに、南シナ海における最前線基地と目され、米国とフィリピンの軍事同盟強化の動きに呼応し、建設を加速させているとみられる。
同紙によると、スービ礁には4階建ての建物が建設され、その上に巨大なドーム形のレーダーが据え付けられている。完成したのは5月で、建設作業用のやぐらもすでに取り払われた。ヘリパッドも完成し、艦船を礁内へ導く細い水路が、ブイで築かれた。
灯台もあり、約22キロ離れたフィリピンが実効支配するパグアサ島からは、灯台の光が見えるという。米軍はスービ礁から約550キロのパラワン島(フィリピン)に、艦船などをローテーションで展開する方向だ。このため、東南アジア軍事筋は産経新聞に「レーダーで広範囲に艦船などの動きを捕捉でき、フィリピン、米両海軍に対する警戒監視能力が向上し、対米軍という観点からも威力を発揮する」と指摘した。
一方、1995年から中国が実効支配するミスチーフ礁は、パラワン島から約209キロとさらに近く、港湾や滑走路などを備えた「恒久軍事施設」が構築されている。フィリピン軍幹部は、すでに施設の建設は完了したとみている。
フィリピン政府はスービ、ミスチーフ礁とも、同国が主張する排他的経済水域(EEZ)内にあると、反発している。一方、30隻の中国漁船団が、南沙(英語名スプラトリー)諸島で操業を開始し、フィリピン海軍報道官は17日、漁船がEEZ内に侵入すれば艦船を派遣すると警告した。
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