写真は自動車からの銃撃を受けて倒れた日系人警官フクハラ・マルセロ氏(45)に止めを刺すために現れた二人組が自動小銃を撃ちまくっているところ/YouTubeより、これだけ近距離で何発も撃たれては助からない
以下の映像は2012/10/7午前零時16分、サントス市内のPonta da Praiaの奥さんの経営するレストランに犬を連れて迎えきたのか?フクハラ・マルセロ氏が立ち止ると不意に一台の黒い車が現れ、車内から発砲される。フクハラ氏は倒れこみ、レストランの警備員が助けに入るが、自動小銃を持った二人組が続いて発砲し、警備員も足を撃たれ、その後死亡したとのこと。フクハラ氏はこの時点でまだ生きていたが、自動小銃で近距離から滅多撃ちにされ、死亡した。
生前のフクハラ軍曹の写真↓
http://www.pravdanews.jex.com.br/includes/imagem.php?id_jornal=20207&id_noticia=4914
ワールド・カップもだが、オリンピックも大丈夫なのか?
【ブラジルニュースアペルドジマオン10/11-殺人増加の海岸地域 軍警とPCCの報復合戦か 聖市近郊も一晩に9人死亡】より抜粋
10月7日未明には軍警察のフクハラ・マルセロ軍曹(45)が、妻の経営するレストラン前で射殺された。さらに同軍曹を助けようとした警備員も足を撃たれ、救急病院に搬送中に死亡した。
「ニンジャ」「ジャポネース」という呼び名で知られていたフクハラ軍曹は、サントス市内で9月2日に実施された麻薬組織掃討作戦に参加したが、この中で密売人の若者3人が死亡し、大麻(マリフアナ、マコーニャ)57キロ分が押収された。同軍曹の家族によると、最近は殺害の脅迫を受けていたという。
http://apertodemao.com/2012/10/8949
【IZA11/14-サンパウロW杯に懸念 麻薬組織報復で警官殺害急増】
ブラジル最大都市サンパウロで警官が殺害される事件が急増、今年殺された警官は退職者を含むと90人を超え、昨年に比べ倍のペースだ。この影響で一般人が被害に遭う犯罪も増加傾向にあり、2014年にサッカー・ワールドカップ(W杯)開幕戦が行われるサンパウロの治安に不安が広がっている。
地元メディアによると、W杯に向けて治安改善を図ろうとサンパウロ州治安当局が麻薬組織への捜査を強化したことに組織側が反発。担当の捜査員らが自宅や路上で相次いで射殺されており、特に10月以降、急激に増えている。
同州内では今年、約千件の殺人事件が発生。サンパウロやリオデジャネイロなど大都市ではW杯に向け、ここ数年、治安当局が組織掃討作戦を展開し、殺人事件は減少傾向にあった。(共同)
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