写真は中国の新パスポートのビザのページ/看中国より、「日月潭是我国台湾省」
中国の新パスポートの点線に囲まれた部分には台湾を含め、南シナ海のベトナム・フィリピンの島々も含まれている
既に「台湾省」としている時点でもっと声を上げなくてはならなかった。この近隣諸国からの抗議に関して、中国の華春瑩報道官は「台湾は我が国であるし、近隣諸国はもっと冷静になってもらいたい」とシャアシャアと言ってのけた。これ以外には言いようもないのだが。
尖閣の件では日本を泥棒と言ってのけた中国政府だが、誠にふざけた奴らである。こんなパスポートであれば、入国阻止をするなどしてみたらどうだろうか?経済的に弱い国々はそんなことはできないと言うのかもしれないが、このパスポートを受け入れた時点で領土問題を認めたことになりかねない。
同じことを別の国でされたらどう対応するのか?中国政府はよく考えてみるといい。韓国ならそれはそれは国を挙げてヒステリックに大騒ぎをする。
【IZA11/23-中国、新規発行旅券に台湾名勝地 台湾当局「受け入れられない」】
【台北=吉村剛史】中国が新規に発行した旅券(パスポート)の中に、台湾の名勝地のイラストが含まれるなど台湾が中国領のように扱われていることが分かり、台湾の対中国政策を担当する行政院大陸委員会は23日、「断じて受け入れられない」などとする声明を発表した。中台の現状維持に反する行為として台湾では警戒感が広がっている。
大陸委員会や台湾メディアの報道によると、中国の新旅券には天安門や万里の長城などとともに、台湾中部にある湖の日月潭(たん)や、東部の清水断崖など名勝地のイラストが含まれていた。
このため同委員会では「努力して築いた相互の信頼の基礎と、台湾の2300万人の感情を傷つける行為」とし、台湾側の法に基づく「主権」や「領土」の観点から「中国大陸当局は両岸(中台)分治の事実を正視すべきだ」などと主張した。
この中国の新旅券は、南シナ海の大半を自国の領海とする地図も記載しており、南沙(英語名スプラトリー)諸島などで領有権を争うフィリピン、ベトナムの両政府も23日、中国に抗議している。
◇新パスポートの中身は以下でご覧ください↓新華社
http://big5.xinhuanet.com/gate/big5/news.xinhuanet.com/energy/2012-11/23/c_123994767.htm
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