写真はいたずら電話で自殺した看護婦のJacintha Saldanhaさん(46)/インデペンデント日曜版より
Jacintha Saldanhaさんは9年前にインド・マンガロールから英国へ移住、看護婦としてロンドンで働いていました。看護婦としての評判もよかったようです。彼女が個人情報を漏らしたのではなく、別の看護婦へ電話を転送し、そこでキャサリン妃の容態がオーストラリアの放送局に伝わったと書かれています。そうは言っても、電話転送時にエリザベス王女からと言われれば、後は簡単に流れていきますが・・・。彼女の夫であるBenedict Barbozaさんはマンガロールの母親に家族には変わったことはないとの電話をしたばかりでした。病院はオーストラリアの放送局に抗議の手紙を送っています。
以下はイタズラ電話をしたオーストラリアのラジオ局DJのMel GreigさんとMichael Christianさん
以下は放送された内容とイタズラ電話の会話テキスト
http://www.ibtimes.co.uk/articles/411704/20121205/duchess-cambridge-kate-middleton-hoax-call-mel.htm
ジョークにもセキュリティにも免疫がなかったJacintha Saldanhaさん、実に残念です。
【IZA12/9-英妃入院先への偽電話で「違法性ない」 豪ラジオ局】
英王室のキャサリン妃がロンドン市内の病院に入院中、オーストラリアのラジオ局のDJ2人がエリザベス女王らに成り済まして偽電話をかけた後、応対した看護師が死亡した問題で、ラジオ局の親会社は8日、2人の行為や放送内容に「違法性はないと確信している」との見解を示した。AAP通信が伝えた。
看護師は偽者と知らず電話に応じた責任を感じて自殺したとの見方があり、ラジオ局に対する批判が高まっている。オーストラリアのギラード首相の報道官も「恐ろしい悲劇だ」とコメント。一部の専門家は、会話の無断録音が法律に違反していた可能性があると指摘している。
親会社の幹部によると、DJ2人は衝撃を受け、カウンセリング受診を指導されているという。広告の取りやめが相次ぎ、親会社はラジオ局の放送番組の広告をいったん全て中止したほか、2人を謹慎処分とした。(共同)
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