http://www.aljazeera.com/news/middleeast/2012/12/2012124163243352275.html
警察はデモ隊に向け催涙弾を撃ちこんでいます。反モルシー派は、モルシーを「sold the revolution=革命を売り渡した」としています。「売革奴」とでも言うのでしょうか?司法の干渉も受けず、やり放題となれば、もはや国家と言うよりもどこかの一党独裁の集団と一緒です。そう言えば、記事にもあるように「急ピッチでまとめた新憲法案」がそのままわが国の憲法となっています。不変的なものもありますが、時代の要求とともに変化していくものもあります。占領国の俄か作りの憲法を後生大事に抱えているのは、なんでも反対のヒト達だけです。なんでも反対なのになぜか憲法には反対しません。おかしいですね。「憲法改正反対」と叫んでいます。同様に何故「脱原発反対」と叫ばないのでしょうか?そんなに「sold the Japan」をしたいのでしょうか?
【IZA12/5-「モルシーは独裁者」 デモ隊がエジプト大統領宮殿を包囲】
【カイロ=大内清】エジプトのモルシー大統領が自らに絶対的な権限を付与する憲法宣言を発布した問題で、世俗主義勢力を中心とする数万人の反モルシー派デモ隊は4日、首都カイロの大統領宮殿を取り囲み、モルシー氏の退陣を求めた。大統領府側は、モルシー氏は公務のため不在だったとしているが、地元テレビなどは、同氏はデモ隊の接近を受けて宮殿を抜け出し、安全な場所に移動したと報じている。
デモ隊はこの日、座り込みを行っていたカイロ中心部タハリール広場などから大統領宮殿に向けて行進。治安部隊が催涙弾を撃ち込むなどして制止を試みたものの、デモ隊はバリケードを突破し宮殿を包囲した。デモ参加者はエジプト国旗を振り回すなどしながら、口々に「モルシーは独裁者」などと叫んだ。
第2の都市の北部アレクサンドリアなど各地でも同日、大規模な反モルシーデモが発生。国営メディアなどによると、中部ミニヤでは、モルシー氏の出身母体である同国最大のイスラム原理主義組織ムスリム同胞団など政権支持派との間で激しい衝突も起きた。
モルシー氏は11月22日、自身の決定は司法の干渉さえも受けないなどと宣言。これに反発する反モルシー派のデモが続く中、今月1日には、同胞団主導の憲法制定委員会が急ピッチでまとめた新憲法案の承認を強行し、15日に国民投票にかけると発表していた。
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