写真は100万ドルをあて、小切手を手にした翌日死亡したUrooj Khanさん(46)/YouTubeより、Uroojさんは昨年の5月に100万ドル≒8800万円の当選をし、分割払い100万ドルを選ばず、一括60万ドル≒5280万円を選択し、税引き後42.5万ドル≒3740万円の小切手を7月19日に受け取り、7月20日に急死した。当初、心臓病で亡くなったとされていたが、その後、遺族が血液検査を求めると致死量のシアン化合物が見つかり、青酸カリ毒殺殺人事件へと展開した。
亡くなったカーンさんには、奥さんのShabana Ansariさん(32)、前の奥さんとの娘Jasmeenさん(17)がいる。奥さんとは12年前にハイデラバードで結婚し、インドから米国へ連れてきた。カーンさんは、1989年に米国へ移住し、ドライクリーニング店を三店舗持っている。
カーンさんはスクラッチカードが大好きで、今回は60ドル≒5280円を使い100万ドルを当てたが、一日で600ドル≒52800円を使うこともあったと言う。今回の賞金はローンの返済とビジネスの拡充、聖ジュード小児研究病院へ寄付をする予定であったようだ。夫は善人であり、誰にも恨みを買うような人ではないと奥さんは話す。
宝くじで大当たりすると中国や韓国では姿を隠すのが常であり、こうして大喜びするとロクなことにならない。100万ドルの賞金が結果的には42.5万ドルまで大幅にダウンし、おまけに毒殺されてしまうのでは、割に合わない。
さて、犯人は誰であろうか?スクラッチカード中毒の夫に嫌気がさしたのか?それとも善人であると話す裏に何かおどろおどろしいものが隠されているのか?従業員からは恨まれていなかったのだろうか?一般的には、得する誰かが犯人なのだが・・・。
【ロイター1/10-100万ドル当せん後に急死、毒殺事件で米男性の遺体掘り起しへ】
[シカゴ 9日 ロイター] 米イリノイ州で100万ドル(約8800万円)の宝くじに当せんした後に死亡した男性の体内から致死量のシアン化物が検出されたこと分かり、埋葬された遺体を近く掘り起こして再検査が行われることになった。同州クック郡の検視局が9日、明らかにした。
死亡したのはウルジ・カーン氏(46)で、昨年5月末に当せんを申し出たが、7月20日に急死。当初は心臓病によるものとされ、司法解剖は行われなかった。しかし、その後に遺族の要請で毒物検査をしたところ、血液中からシアン化物が検出され、警察が殺人事件として捜査を開始した。
検視局は、遺体の掘り起しについて「捜査の実施に不可欠だ」としている。
一方、カーン氏の妻の弁護士はシカゴ・トリビューン紙に対し、同氏の妻は既に警察の事情聴取を受けており、やましいことは何もないと話した。
<やましい>ことはなくても、<うらやましい>ことはあったかな?
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