写真はオヘア空港で見つかった生首(見えません)をチェックする職員/USAToday映像ニュースより2013/1/15
【シカゴ】1月15日、米国各紙でオヘア空港にてローマからの便に18の生首を税関チェックで見つけたことを報じている。生首は当然のことながら皮膚もついており、三つのクーラーボックスに入れてあった。
この18のうち、8つの生首は、イリノイの解剖学贈与協会からシカゴのラッシュ大学医学センターに眼科用のために送られたものであったが、何故か他の生首とともにローマの研究施設に送られて、何故かイリノイへ返却されたものであった。
イリノイの解剖学贈与協会では毎年450の人体パーツを医学用として各医療機関に送っている。献体されたものや家族の同意を受けたものだと言う。今回のような生首はアルツハイマーの研究や歯科・眼科・神経系・形成外科等の訓練に使われる。
そのような貴重な研究材料を今回は焼却するようだ。まことに遺憾である。原因は「paperwork snafu=事務上の混乱」と書かれている。「snafu」はsituation normal all fucked upの略で「状況はいつだってメッチャクチャ」との意味、第二次大戦で米兵たちが使った言葉である。そんな「snafu」の国に我が国は負けた。もっと「snafu」な隣国が、我が国との戦争を毎日煽っている。
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