■67年前の昭和21年2月17日、インフレ抑制の為、新円切替を強行！
写真は新円切替窓口/ウイキ：毎日新聞社「昭和史第13巻 廃墟と欠乏」より
昭和21年(1946)2月17日、猛烈なインフレを抑制するため政府は抜き打ちで預貯金を封鎖、強制的に新紙幣に切り替えさせた。交換は1人100円まで、預金引き出しも世帯主は月額300円、他は1人100円に限定。旧日銀券は3月2日までに十円と百円の新円に切り替えられ、以後無効になった。印刷が追いつかず旧札に証紙を貼ったものも流通した。これはデノミではなく、市場にあふれた現金を強制的に減らすことが目的であった。これにより、日本銀行券の発行高は昭和21年3月末には4割に減少したものの、財政赤字のたれながしが継続されたため、効果が長続きせず半年後の9月末には元の水準に戻ってしまった。
写真は証紙貼付日本銀行券(100円券)/伊予銀行サイトより
http://www.iyobank.co.jp/kids/history/history16.htm
右上に証紙が貼られているが、この証紙は闇市で出回っていたとの話もある。
朝日新聞 昭和21年2月17日付朝刊↓「けふから預金封鎖」
http://livedoor.blogimg.jp/jungledog/imgs/b/2/b201f43b.JPG?358341
■唸声一言／オリンピックは金次第！
レスリングの件でオリンピックの拝金主義があからさまになった。どこかの国と同じで幹部の腐敗がオリンピックを歪めている。ブレードランナーが殺人をするように、金は基本理念を歪めていく。きれいごとばかりではこうした祭典はできないかもしれないが、金だけが優先されれば、レスリングだけでなく、歴史ある競技が消えていくことになる。
■唸声今週の一枚/バチカンに稲妻、神の意志か？
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2/11、ローマ法王の退位発表の夜、サンピエトロ大聖堂に雷が落ちた。1415年以来のバチカンの珍事に神様がクシャミをしたのか？キリスト教・ユダヤ教と出自を共にするイスラム教のあり方に世界中が注目している。イスラムの神はキリストの神と何が違うのか？基本的なあり方に違いなど無い筈であるが・・・。
■唸声今週の一枚/泣いたブレードランナー
http://s.wsj.net/public/resources/images/OB-WJ539_0215po_J_20130215131757.jpg
泣くくらいなら、何で殺したんだ？人の何倍も努力して、今の地位を作ったのに、金ができると人は変わってしまうのか・・・。
■唸声映像／トルコ・シリア国境で小型バス爆発の瞬間
2/11トルコ南部ハタイ県のシリア国境にあるジルベギョズ検問所付近で、シリアから来た小型バスが爆発し、シリア人10人とトルコ人3人の計13人が死亡、約30人が負傷した。
■唸声映像／台湾：バレンタインデーにランタン飛ばす
元宵節に先立って2/14に台北県の平溪郷でランタンが飛ばされた。平溪郷のランタンは有名でランタンもいっぱい、人もいっぱい、願いもいっぱい。
■唸声映像／オノ・ヨーコ、80歳の記念個展
ドイツ・フランクフルトのシルン美術館で15日、オノ・ヨーコさんの80歳の誕生日を記念した個展が開幕する。展示されるのは、過去60年間のオノさんの作品から厳選したもので、会期は3月12日まで
■唸声映像／韓国：巡航ミサイル映像公開
2/14、韓国国防省は北朝鮮全域を射程内とする、実戦配備済みの巡航ミサイルの映像を公開した。北朝鮮による12日の核実験実施を受けての軍備増強の一環とみられるが、北朝鮮全域をカバーできるのであれば、我が国をも攻撃できるということ。
■今週の気になるニュースは
◇映像／韓国：偽カルビの作り方をテレビで紹介
http://datefile.iza.ne.jp/blog/entry/3003283/
最近の人気は豪州産のワギュウだそうで・・・
◇映像／iTelescopeで捉えた小惑星「2012 DA14」の映像
http://datefile.iza.ne.jp/blog/entry/3002928/
直径45m、重さ13万t、こんなものが地球に落ちたら露どころじゃない
◇映像／ロシア：隕石の落下現場映像
http://datefile.iza.ne.jp/blog/entry/3002656/
厚さ80cmもの氷に6mの穴をあけた隕石の大きさは数cm？
◇映像／アルゼンチン：双子姉妹の片方を射殺した犯人が片割れと結婚
http://datefile.iza.ne.jp/blog/entry/3002627/
双子には特有の感覚があると聞くが・・・
◇映像／ロシア：隕石の落下映像と閃光！
http://datefile.iza.ne.jp/blog/entry/3002325/
広島の原爆の30倍のエネルギー
◇中国：バレンタイン・サプライズはやっぱりお金！
http://datefile.iza.ne.jp/blog/entry/3001983/
チョコよりも現金はお国柄
◇イタリア：英国、キャサリン妃の妊婦水着姿掲載
http://datefile.iza.ne.jp/blog/entry/3001085/
盗撮写真掲載で王室はイタリアゴシップ誌を非難
◇フィリピン：世界一のワニ、解剖へ
http://datefile.iza.ne.jp/blog/entry/3001053/
町中が悲しみに暮れているとか
◇映像／メキシコ：9歳の少女が赤ちゃんを出産！男性とは同意の上？
http://datefile.iza.ne.jp/blog/entry/3000659/
映像を見る限り9歳には見えない
◇ネパール：チベット人が中共への抗議と自由を訴えて焼身自殺！
http://datefile.iza.ne.jp/blog/entry/3000693/
チベット独立宣言から100周年目であった
◇グアム：ABCストアに車で突入後、日本人を次々刺した男の顔
http://datefile.iza.ne.jp/blog/entry/3000470/
平和なグアムの日本人を狙った凶悪事件、誰かに操られたのか？
◇映像／米国：ミシシッピーの猛烈な竜巻
http://datefile.iza.ne.jp/blog/entry/3000346/
2/10、EF4のトルネード
◇北朝鮮：核実験強行か！
http://datefile.iza.ne.jp/blog/entry/2999823/
平壌の地震映像だとアップされているが、3.11の日本の映像だった
◇映像／エジプト：TV番組で反政府指導者はイスラム法で死刑と発言！
http://datefile.iza.ne.jp/blog/entry/2999756/
現在のエジプトは間違いなくムバラク政権以下となった
◇中国：大気汚染は花火だけじゃない！お線香も・・・？
http://datefile.iza.ne.jp/blog/entry/2999569/
お線香をあげる傍らで土足で片付ける作業員
◇フィリピン：麻薬を吸い、銃を持ち、刺青をする少年
http://datefile.iza.ne.jp/blog/entry/2999479/
悪の華は早く開く
◇映像／フィリピン：世界最大の人食いワニLolong、仰向けで死ぬ
http://datefile.iza.ne.jp/blog/entry/2999325/
体長6.17m、体重1t、町の大切な観光資源
◇中国：学习粉丝团微博のなかの習近平氏の視線
http://datefile.iza.ne.jp/blog/entry/2998744/
最後の皇帝の視線はどこへ
◇映像／中国：マジシャン劉謙氏の2013春晩マジック《魔法のピアノ》
http://datefile.iza.ne.jp/blog/entry/2998526/
中国の春節番組には欠かせないマジックショー
◇映像／米国：Buckyballs、超強力磁石ボールの作る不思議な形
http://datefile.iza.ne.jp/blog/entry/2998451/
沢山の映像がアップされているが、この会社は清算されていた
■誕生日の音楽映像/アルカンジェロ・コレッリ
イタリアの作曲家 1653/2/17-1713/1/8
アルカンジェロ・コレッリの肖像/ Storia della musicaより
http://storiadellamusicafiore.wordpress.com/2012/04/21/corelli-sonate-op-3/
◇映像/ Arcangelo Corelli - Sonata in A minor, Op. 5, No. 8
Recorder/Frans Brüggen
Violincello/Anner Bylsma
harpsichord/Gustav Leonhardt
アルカンジェロ・コレッリはフジニャーノ（現在のラヴェンナ県内）で生まれた。彼の前半生についてはほとんど知られていない。コレッリの家系についてはあまり多くのことは知られていないが、善にもつよく悪にもつよい個性的な血族であったようである。コレッリが生まれる20年前、一族のルドルフは町の暴動の首謀者になったかどで処刑されたが、同じ一族から僧侶、法律家、医学者、詩人などが輩出している。彼は幼いうちに、当時イタリアの器楽の発展の最大の拠点であったボローニャに出て、ここでベンヴェヌーティにバイオリン奏法を学び、さらにブルノーニについて音楽家として大成した。彼のバイオリンの師はバッサーニという人物であった。有名な教皇の礼拝堂付き歌手であったマッテオ・シモネッリが彼に作曲を教えた。
コレッリの初期の作品では、みずからフジニャーノ生まれでボローニャの人と呼ばれるアルカンジェロ・コレッリと名乗っているが、彼が確実にボローニャに滞在したのは1666年（13歳）から1670年（17歳）までの4年間のようである。コレッリ最初の大きな成功は19歳のときにパリで得たもので、これによって彼はヨーロッパでの評判を得た。22歳の歳、1675年に、彼はローマに出て同地にサン・ルイ・デ・フランセ聖堂でバイオリン奏者の地位についた。1679年、26歳の時に、彼はローマのカプラニカ劇場で友人のパスクィーニの歌劇＜義務と愛と慈悲＞のオーケストラを指揮した。（フランスのラゲネはこの時のことをこう語っている。”私はローマでコレッリ、パスクィーニ、ガエターニの3人が同じオペラで共演するのを聞いたが、この人たちはそれぞれバイオリン、チェンバロ、テオルボにかけては世界の第一人者である。その上、この人たちは1ヶ月か1ヵ月半の間に300から400ピストーラも稼ぐ”）その後、コレッリはパリからドイツへ移った。1681年には彼はバイエルン選帝侯のもとで勤めていた。この前後1680年から1685年の間、彼は多くの時間を友人のクリスティアーノ・ファリネッリ宅で過ごしていた。1685年にはコレッリはローマにおり、そこでスウェーデン女王クリスティーナのための祭典での音楽公演を指揮し、またピエトロ・オットボーニ枢機卿（後のローマ教皇アレクサンデル8世）の寵臣であった。1689年から1690年にかけてはモデナに滞在し、モデナ公はコレッリに対して寛大であった。1708年に彼はローマに戻り、オットボーニ枢機卿の邸宅で暮らした。同年には、国王の招きでナポリを訪れている。（1708年にコレッリ死亡の誤報が流れると、デュッセルドルフに宮廷を持つ選帝候ヨハン・ヴィルヘルムは丁重な弔辞を送った。コレッリが病のために公衆の面前に現れなくなるのは2年後の1710年である。）
コレッリによって生み出され、その弟子たち（フランチェスコ・ジェミニアーニ、ピエトロ・ロカテッリほか多数）によって守られてきた演奏形式はヴァイオリン演奏の発展の中心となる重要性をもっていたが、コレッリは自身の楽器演奏能力のうち、ほんの限定された一部しか用いなかった。このことは彼の著作からも見て取れる。ヴァイオリンのパートが、第三ポジションの最高音である最高音弦のニ（D）音より上に行くことが決してないのである。一説によると、コレッリはヘンデルのオラトリオ「Trionfo del Tempo」（1708年初演、ローマ）の序曲におけるアルティッシモのイ（A）音にまで及ぶ楽節を演奏することを拒み、作曲者がその音を演奏したときに「技術を誇示するためだけにこんな音を弾かせるとは」と痛烈な批判を浴びせたという。
しかしながら、コレッリの器楽の作曲は室内楽の歴史に一新紀元を画し、彼の影響は自分の国の中に留まらなかった。ヨハン・ゼバスティアン・バッハはコレッリの作品を研究し、コレッリの作品3（1689年）の主題に基づきオルガンのためのフーガBWV.579を作曲した。またコレッリは、アントニオ・ヴィヴァルディに最も影響を与えた人物でもある。ローマの音楽界は多くをコレッリに負っている。彼は貴族社会の最上位に受け入れられ、長期にわたってオットボーニ枢機卿の邸宅で行われる高名な月曜演奏会を主催していた。
コレッリが59歳で亡くなったとき、彼は12万マルクもの大金とブリューゲルやプーサンなど貴重な絵画のコレクション（136枚）とチェンバロ１、バイオリン２、チェロ１、コントラバス１を有しており、楽しみといえば贅沢をすることのみであった。彼は自分の後援者と召使、友人に遺産を遺したが、友人は寛大にもその財産をコレッリの親類に譲渡した。（特に重要なバイオリンは19世紀はじめに行方不明になっている。）コレッリはローマのパンテオンに埋葬された。－ウィキより－
■今週のお酒／寒梅 特別純米酒 埼玉県久喜市寒梅酒造
精米歩合60%、日本酒度+3.0、酸度1.3、1升で2289円
しっかりとした力強さのある酒、ぬる燗がいいかもしれない。唸声評点は70
http://www.kanbai.co.jp/contents/syouhin/c_s_junmai_10.html
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊週刊ＡＷＡＣＳ編集室＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
＊＊＊転送自由－但し転載は唸声・週刊ＡＷＡＣＳと明記のこと＊＊＊＊
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