写真は亡くなったシカゴ生まれのアン・スメディングホフ外交官/本人のTwitterよりプロフィール写真、なかなかきれいですね。本人もこの写真が一番気に入っているのではないでしょうか。亡くなったアン・スメディングホフさん(25)は、3月26日にアフガンを訪れたケリー国務長官のガイド役を務め、将来を嘱望されていたと言います。しかし、これがこれほどのニュースになったのも亡くなったのが女性外交官で若くてきれいだからです。アフガンでは毎日のように米国の若い兵士が亡くなっています。
以下はさらに大きな写真↓
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写真はアン・スメディングホフさんの遺族、悲しくない筈がないのに気丈にふるまう家族、彼らは本当にいい人たちなんでしょうね。何よりもアンさんを誇りに思っています。大げさに泣き崩れるどこかの国の人よりも余計に悲しさが伝わってきます。
ケリー長官は声明で「彼女は、賢く、能力があり、仕事に熱心で、自国に献身し、外交官としてあるべき資質を全て備え、アフガニスタンの人々ため、懸命に活動していた。彼女は悲劇にも、アフガニスタンの若い人たちがより良い未来を持つ機会を与えるため働き、自分の若い命を捧げた」とスメディングホフさんを褒め称えています。
【IZA4/9-アフガンで米女性外交官死亡 反政府勢力が攻撃】
米国務省のベントレル報道部長は8日の記者会見で、アフガニスタンで6日に米国の女性外交官(25)が反政府武装勢力の攻撃を受け、死亡したことを明らかにした。
ベントレル氏や米メディアによると、死亡したのはアン・スメディングホフ氏で、南部ザブール州で学校に本を寄贈するために移動中に爆弾が爆発。他に同行していた4人の米外交官が負傷し、うち1人は重体という。
ケリー国務長官は声明で「アフガンの若者のより良い未来のために働き、若い命を落とした」とスメディングホフ氏をたたえた。(共同)
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U.S. adviser killed in Afghan-led military operation
実に不幸な事件ですが、南部ザブール州で学校に本を寄贈するための移動中に自動車自爆攻撃にあったと言います。上記映像では自爆現場をCG再現しています。まるで二台目を狙ったように割り込んで爆発しています。たぶん、彼女は2台目に乗っていたのでしょう。反政府勢力はどうやって情報を入手したのでしょうか?米軍の車列が見えたから、その場で攻撃をしたのでしょうか?どんな理由があるのか分かりませんが、彼女は狙われていたのかもしれません。この外交官殺害により、アフガンからの撤退はどう変化するのでしょうか?
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