中国ではこのニュースは一切報道されず、NYタイムズの報道には、下心があると中国外務部の華春瑩副報道局長は16日の定例会見で反発しています。
初期画面はピュリツァー賞を受賞したDavid Barboza記者(映像は2012/1/30のもの)
「下心」って、中国国内の下心ではないの?その国内からの情報を貰ってデービッド・バーボザ記者は書いた筈、このピュリツァー賞も国内の反対派が米国内でロビー活動をした結果でしょう。「魚心あれば水心」じゃなくて、「下心あれば火心」で国内は揉めているのでしょうね。でもこの不正蓄財の話は、中国人はみんな知っているとのこと。みんなが知っていることでも書けばピュリツァー賞です。書かなきゃプリッツも貰えません。
【産経4/16-中国は反発「報道に下心」 ピュリツァー賞に温家宝一族蓄財】
【ニューヨーク支局】米コロンビア大は15日、優れた報道などに贈られるピュリツァー賞を発表した。国際報道部門では、中国の温家宝首相(当時)一族の蓄財など、中国政府上層部における汚職問題を報じたニューヨーク・タイムズ紙のデービッド・バーボザ記者が選出された。コロンビア大は同氏の記事について「中国当局者による厳しい圧力に直面しつつも」、優れた解説を行ったなどと評価している。
【北京=川越一】中国外務省の洪磊報道官は16日、ピュリツァー賞の国際報道部門に、温家宝首相(当時)一族の蓄財に関する記事を書いたニューヨーク・タイムズ紙の記者が選ばれたことについて、「この問題に関するわれわれの立場と態度は非常に明確だ。ニューヨーク・タイムズの報道は下心があると認識している」と反発した。
以下は2013年度のピュリツァー賞受賞者一覧/ピュリツァー賞サイト
http://www.pulitzer.org/node/8501
以下もAPのメンバーとしてピュリツァー賞を受賞したNarciso Contreras氏の写真、黄昏時の廃墟と化したアレッポを反政府軍の車列が通るところ(2012/11/29)、なかなかいい写真です。
http://www.pulitzer.org/files/works_images/2013/syriaap015bg.jpg
ちなみに1961年度のピュリツァー賞では日本人初受賞、毎日新聞のカメラマン長尾靖氏です。
Photography
Yasushi Nagao of Mainichi, Tokyo、For his photograph, "Tokyo Stabbing," distributed by United Press International and widely printed in American newspapers.
授賞写真は社会党浅沼稲次郎刺殺事件↓
以下はその時の映像↓
コメントする