写真は逮捕されたシヒーブ・エセゲール=Chiheb Esseghaier(30)容疑者/cp24動画ニュースより、4/22、バトンビルミュニシバル空港で飛行機から降りてくるシヒーブ・エセゲール容疑者、もう一名逮捕されたライード・ジャサー容疑者(35)ともにカナダ国民ではないとしている。長い期間をカナダで暮らしているが、一人はチュニジアで、もう一人はアラブ首長国連邦から来たと言われている。シヒーブ・エセゲール容疑者はシャーブルック大学でインフルエンザA型ウィルスを研究していたと言う。爆弾ばかりではなく、生物兵器もテロリスト達は対象としているのかもしれない。
http://www.cp24.com/news/alleged-terror-plot-targeted-passenger-train-rcmp-say-1.1248880#
この二人の容疑者による列車爆破計画は事前に当局がつかんでおり、未遂に終わった。<Project Smooth>と名付けられたRCMP=カナダ騎馬警察隊と米国FBIと米国国家安全保障省の合同チームが秘密裏に捜査をしていた。二人の容疑者は昨年の8月より当局の監視下に入っていたと言う。
写真は2006/6、トロントのCNタワー爆破テロ未遂事件での携帯電話を使った遠隔操作起爆装置と爆薬となる硝酸アンモニウム/CityNews映像より、硝酸アンモニウムは肥料であるが、爆薬としても使用される。34-0-0は窒素34%のこと。この硝酸アンモニウムはテキサスウェーコの肥料工場が大爆発した時にも保管されていたものである。また、この硝酸アンモニウムは1995/4/19、168名死亡・680名以上負傷者を出したオクラホマシティ連邦政府ビル爆破事件でも使われている。
http://www.citynews.ca/2013/04/22/rcmp-arrest-2-in-terror-plot-to-attack-via-rail-train-2/
以下はトロントのCityNewsの映像
【IZA4/23-カナダで列車テロ計画】
カナダの警察当局は22日、旅客列車を狙ったテロ攻撃を企てたとして同国トロント在住のライード・ジャサー容疑者(35)とシヒーブ・エセゲール容疑者(30)を逮捕した。国際テロ組織アルカーイダの関連組織から支援を受けていたとしている。
詳細については明らかにしていないが、カナダ放送協会(CBC)によると、2人は特定の列車ではなく鉄道の線路を狙った攻撃を計画していた。ロイター通信によると、標的はトロントと米ニューヨークの間の路線だった。ボストン連続爆破テロとの関係はない。
警察当局は「成功していれば死者や重傷者が出る事態になっていた」と説明。2人はカナダ人ではないとしたが、国籍は明らかにしていない。イランのアルカーイダ関連組織から「指示や指導」を受けていたが、イラン当局が関与したことを示す情報はないという。警察はテロ計画を1年以上前に把握し、2人の行動監視を続けていた。(共同)
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