写真はダラムサラで逮捕された中共スパイのPema Tsering(33)/大紀元より、Pema Tseringは1999年より2002年まで人民解放軍に入隊し、その後2年間成都の武警で特殊訓練を受け、情報収集・分析、武器の扱いや戦闘活動に関して包括的なトレーニングを積み、2009年5月に亡命チベット人としてインドに入国、チベット亡命政府に潜入する。Pema Tseringが逮捕されたのは5/22、李克強首相がインドを離れた当日のことである。
我が国にも日本国籍を取得した中共スパイはたくさんいるのであろう。警察や保守活動家グループにも接触していると考えられる。中共に対して攻撃を行う可能性のあるものは殺害の任務も負っているかもしれない。我が国にもスパイ防止法は緊急かつ速やかに法制度化しなくてはならない。
【IZA5/24-インド警察が“亡命”チベット人を拘束 中国のスパイか】
【ニューデリー=岩田智雄】チベット亡命政府があるインド北部ダラムサラで、中国人民解放軍の元職員で亡命チベット人の男(33)が偽造した身分証明書を所持していたとして、外国人登録法違反容疑などで24日までにインド警察に拘束され、取り調べを受けた。当局が同日、明らかにした。男は拘束前、亡命政府の治安部署の調べに、「亡命政府の情報を入手するために来た」と話していたといい、亡命政府は男が中国が派遣したスパイだとみている。
警察によると、男は2年前にニューデリーで発行された投票用の身分証明書と市民証を所持していた。他人の証明書に自分の写真を貼付して偽造しており、22日夜、拘束された。
亡命政府によれば、男に不審な行動がみられたため、今年1月から監視を続け、最近取り調べた。男は2009年に中国治安当局の命令を受けてチベット難民としてインドに入国し、チベット仏教最高指導者ダライ・ラマ14世の健康状態や日程表、非政府組織(NGO)の情報を中国当局に報告するよう命じられていたことを認めたという。
警察は、男をスパイ容疑でも事情を聴いており、インド情報当局も捜査に加わっているが、男はスパイであることを否定している。
亡命政府はまた、男が亡命チベット人男性2人の毒殺を計画し、昨年来2度にわたってネパールのカトマンズで中国当局者から犯行の指示を受けていたと主張している。男は、2人が中国でテロを企図していると伝えられていたという。ただし警察は、毒殺計画を裏付ける証拠は現在、見つかっていないとしている。
中国・チベットでは、政府の圧政に抗議して焼身自殺を図るチベット人が相次ぎ、チベット人への取り締まりや監視が強化されている。
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