写真はNBCTVのインタビューに答える中国人ダニー氏(26)/YouTubeより、企業家であるダニー氏の安全を守るため、本名を公表せず、顔を隠して放送している。ダニー氏の携帯が鳴った時、犯人は「中国語で話したら殺す」と言っている。「中国人で助かった」とあるが、その中国は日本に戦争を仕掛けようとしている。それも自分たちは悪くない。日本が悪いと言う。「中国人だから助かった」はいつまで通用するのだろうか?また、「中国人とあなた方イスラム教信者は友人だ」と言うが、チェチェン兄弟がウイグルのことを知らなかったので助かったとも言えよう。
以下はCBSニュース
【IZA5/3-米国人憎悪「中国人で助かった」 ボストンテロ人質、恐怖の90分】
米ボストン・マラソン爆弾テロで、逃走中だった容疑者の兄弟に車を奪われ、人質状態となった中国人男性が複数の米メディアのインタビューに応じ、兄弟との会話など「恐怖の90分間」の様子を赤裸々に明かした。兄は米国人への激しい憎悪を示し、弟は口数は少なく、兄の命令に従順に従っていたという。男性は、何度も死を覚悟したが、自分が中国人であることを訴えたおかげで、「命が助かった」と述懐している。
「月曜日の爆破事件、知ってるだろ? あれ、俺がやったんだ。警官も殺してやったぜ」。兄のタメルラン・ツァルナエフ容疑者(26)は、男性が運転していたベンツのSUV(スポーツ用多目的車)の助手席に乗り込み、こう脅したという。別の車で付いてきた弟のジョハル容疑者(19)もやがて同乗した。兄弟で4月18日に爆破事件を起こした3日後、マサチューセッツ工科大学構内で警官を射殺した直後のことだったとみられる。
人質となった男性は2日までに、地元紙ボストン・グローブを皮切りにCBSやNBC、CNNといった主要テレビ局とのインタビューに応じた。各メディアは、男性の身の安全を守るため、本名を公表せず、顔を隠して放送した。
兄は「つまんないことすんなよ」「俺の顔を見るんじゃねえ」と脅しながら指示を出す一方、米国人への憎悪を語ったという。さらに、男性の出身や家族のことなどを何度も尋ねた。弟は無口で、兄が次々に出す命令に従い、男性に尋ねたのは、「ベンツの値段だけ」だった。
■「イスラム信者と友人」
男性は「途中で殺され、橋の下に捨てられると確信した」。だが、話をするうちに状況が変わる。兄が言った。「お前、英語下手だな。なるほど、中国人か。俺らはイスラム教徒だ」。突然、友人から電話が入り、兄が「中国語で話したら殺す」と拳銃を突きつけた。
男性は「中国人とあなた方イスラム教信者は友人だ」と必死で訴えると、緊迫感が幾分緩んだという。
兄弟同士はロシア語で会話し理解できなかったが、唯一「マンハッタン」という言葉が耳に入り、彼らがニューヨークを目指しているのだと分かった。
人質となって約90分後。ガソリンがなくなり、給油で立ち寄ったスタンドで、男性は隙を見て車から逃げ出し、通りの向こうのスタンドに逃げ込み、店員の携帯電話で警察に通報した。
車には男性の「アイフォーン」が残されており、警察はその電波を追い、兄弟を追い詰めたとみられる。兄は警察との銃撃戦で死亡し、弟は民家の庭のボートに隠れているところを発見され、拘束された。弟は調べに対し、計画は兄が主導し、ニューヨークのタイムズスクエアで残り6個の爆弾を使う計画だったことなどを供述した。
■共謀容疑で3人訴追
「米国に友人はいない」と語っていた兄に対し、弟には友人もいたようだ。連邦捜査局(FBI)は1日、19歳のカザフスタン人ら3人を司法妨害の共謀などの容疑で訴追した。うち2人は弟の部屋から火薬が抜き取られた花火などが入ったリュックサックを持ち出し、自宅近くのゴミ箱に捨てた疑いが持たれている。
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