写真はアレクサンドリアで政権支持派と反対派の衝突で負傷した血だらけの市民/YouTubeより、アレクサンドリアとポートサイドで3名が亡くなり、70名以上が負傷したと言う。この衝突でアメリカ文化センターに勤務している21歳の米国人男性が死亡している。AFPによれば、ショットガンに撃たれた傷で死んだと書かれている。アレクサンドリアに近いSidi Gaberのムスリム同胞団の事務所近くで携帯を使って撮影中にデモ隊から攻撃を受けたと言う。デモ隊がショットガンを持っていたのか???ムスリム同胞団の事務所は反対派からの攻撃を避ける為に場所は明らかにされない筈である。つまり、米国人がムスリム同胞団事務所を撮影したとして、彼らの怒りを買った可能性がある。観光客の激減したエジプトが安全な観光都市になるのはいつのことか???
【産経6/29-政権支持派と反勢力の衝突で米国人含む2人死亡 モルシー大統領就任1年】
【カイロ=大内清】エジプトのモルシー政権発足から30日で1年となるのを前に、政権支持派と反モルシー勢力との衝突は全土で28日夜も続き、報道によると北部アレクサンドリアでは米国人1人を含む2人が死亡した。北部ポートサイドで同日夜に爆発があり、1人が死亡したとの報道もある。衝突はベヘイラ県など北部各地にも拡大し、銃器の使用も確認されている。全土での負傷者は少なくとも130人に上った。
首都カイロでは28日夜から29日未明にかけ、反モルシー勢力が中心部タハリール広場に、政権支持派が数キロ離れたナセルシティにそれぞれ数千人規模で陣取り、互いに一歩も引かない構え。反モルシー勢力が30日にかけてさらなるデモを呼びかける中、大規模衝突の懸念が強まっている。
報道によると、28日に死亡した米国人はアレクサンドリアにある米国の文化施設で働く男性(21)で、衝突の様子を撮影していたところを何者かに刺され殺害された。ここでは反モルシー勢力が、モルシー氏の出身母体であるイスラム原理主義組織ムスリム同胞団の支部に侵入し、建物に放火した。
フランス通信(AFP)などによれば、衝突拡大で米国は自国民のエジプトへの渡航自粛を勧告。大使館スタッフの一部を出国させることを決めた。米国のほか欧州連合(EU)はエジプトの政治指導者らに自制を求めた。
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