写真は星藤二さん宛の武運長久の日の丸を持つ、鈴木亜紀さん(左39)とジェニファー・マックドゥーガルさん(右24)/KiroTVより、ジェニファーさんの祖父ハーブ・マクドゥーガルさん(87)は沖縄戦で戦利品として持ってきた絹製の日の丸を義理の娘であるシャノン・マクドゥーガルさんがドレッサーから見つけた。シャノンさんの娘のジェニファーさんは数年前にコミュニティカレッジで日本語を習い、日本語教師をしている鈴木亜紀さんに日の丸に書かれていることを相談し、書かれていた千住署に連絡し、小暮展也警部補(55)が本庁の人事記録から星さんの一人息子である星忠孝さん(71)を探し当てた。星巡査は徴兵され沖縄戦に参戦し戦死するも遺骨さえ見つからない状況、68年ぶりに日本に東京に帰還する。
http://www.kirotv.com/ap/ap/washington/wash-vet-returning-okinawa-battle-flag-to-japan/ptsm5/
米国には日本に帰りたがっている日本兵の遺品が山のように存在する。同盟国であればこそ、こうした遺品は日本に還すべきではないか。勇敢な日本兵の魂を手元に置いておきたいとの気持ちも分かるが・・・。この日の丸を3000ドルで譲ってほしいとの話もあったようだ。
日の丸は鈴木亜紀さんが7月に日本の両親に会いに行くときに一緒に持参するとのこと。鈴木さんは1998年に英語を勉強しに米国を訪れ、そのまま米国に残っている。
【産経7/6-戦死巡査の日の丸返還 米国人男性から遺族に】
太平洋戦争中、沖縄で戦死した警視庁千住署の警察官が所持していた日の丸の旗が米国で見つかり、6日、所有者の米国人男性側から遺族に返還される。
見つかったのは1945年に戦死した同署の星藤二巡査の日の丸。米ワシントン州に住む元兵士ハーバート・インガルス・マックドウガルさん(87)が戦時中、沖縄の洞窟で見つけ、故郷に持ち帰った。
マックドウガルさんは今春、自宅に旗があるのに気付き、自分の孫娘の知り合いで米国在住の日本語教師、鈴木亜希さん(39)に「日本の家族の元に返したい」と持ちかけた。旗に「千住警察署」と書き込みがあったことから鈴木さんが千住署に連絡し、星巡査の遺品と判明した。
同署によると、星巡査は43年9月に徴兵され、45年6月に沖縄で戦死した。
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