写真は頭の1/3近くを失くした状態のAntonio Lopez Chajさん/YouTubeより、6月28日、カリフォルニア州トーランス上級裁判所にて、Chajさんを殴った警備員の警備会社Dgsp Security & Patrol Serviceを相手取り、5800万ドル≒57億9千万円の賠償金を勝ち取った。このChajさんの頭を失くした姿が陪審員を動かしたと言える。この警備会社は24年以上の経験などと言っているが、58億円もの金はあるのだろうか?また、58億円と言ってもChajさんの取り分はいくらなのだろうか?大半が弁護団に行くのではないの???
2010/4/20、Chajさんは甥たちとミッドウィルシャーのバーに繰り出した。そこで、バーテンダーが先に口火を切り、警備員を巻き込んだ喧嘩となる。Chajさんは甥が殴られているので仲裁に入ったが、警備員に自身が暴行を受けることになる。警備員は警棒でChajさんを殴り、頭を8回蹴り、外の歩道に頭を4回も打ち付けた。病院に着いた時には、脳みそが一部無くなっていたと言う。Chajさんは話すことができなくなり、24時間介護が必要となった。
脳みそが流れるほどの重傷を負わせる警備員は野獣と同じ、こんなキチガイがいるとすれば、銃を持つ気持ちも分からんではない。Chajさんの欠損した頭蓋骨は整形手術で治せるが、弁護団が高額賠償金を取るまでは、そのままにしておいたと思われる。今回の賠償金で手術は行うであろうが、失った脳みそは手術では蘇らない。
ある川柳
<金よりも 言葉を返せと アントニオ>
<謝罪より 金を寄越せと 弁護団>
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