ジェームス「この17世紀につくられたこのコンパクトな計算機はかなり貴重なものです」
参加者「金属でできているのですか?」
ジェームス「木と紙でできています」
参加者「では、それは東洋のソロバンですか?」
ジェームス「いえ、フランス製です」
参加者「ソロバンとどのように違うのですか?」
ジェームス「ハイ、この計算機は数値を入力することができません。計算機としてはソロバンの方がずっと優秀です」
参考記事、ロイター:Rare French 17th-century "pocket" calculator set for London sale
http://www.reuters.com/article/2013/08/23/us-auctions-christies-calculator-idUSBRE97M0J220130823
【産経8/24-17世紀の計算機、競売へ 木製“ポケットサイズ”の珍品】
競売大手クリスティーズは23日、17世紀後半に作られた“ポケットサイズ”の機械式計算機の競売を10月10日にロンドンで行うと発表した。「持ち運び可能な機械式計算機としては最も初期に作られたものの一つ」で、現存している同型機は世界で数個のみの珍品という。
同社は落札価格を7万~10万ポンド(約1080万~約1540万円)と予想している。
計算機は縦14・5センチ、横32・5センチの木製の箱状で、ふたの内側には24個の回転式ダイヤルが付いている。1670年代にフランスで製造され、足し算や掛け算などの四則計算ができるという。
機械式計算機は17世紀前半に発明されたとされるが、最も初期のものは大きく、持ち運びには向いていなかった。(共同)写真は↓
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/world/europe/679020/slideshow/600253/
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