写真は目が泳いでいるボリビアのRoger Pinto=ロジャー・ピント上院議員/YouTubeより、ピント議員は170万ドル≒1億67百万円の公金横領でボリビア政府より禁固1年の実刑判決を受けているが、同国のブラジル大使館へ亡命し、8月23日から陸路でボリビアを出国し、25日ブラジルへ入国する。ボリビア政府はブラジル政府に対して、「正義の為に逃亡者を返還せよ!」とカンカンである。この件があり、ブラジルの外相は引責辞任となった。尚、外相も大統領もこの件を事後に知ったのであり、一切の関与はしていないと言う。
【産経8/27-ブラジル外相が引責辞任 岸田氏との会談直前】
ブラジル大統領府は26日、パトリオタ外相の引責辞任を発表、後任に外交官出身のルイス・フィゲイレド氏を指名した。ブラジル人外交官が24日、隣国ボリビアで実刑判決を受けた同国の野党国会議員を両政府の許可なく陸路入国させたことにボリビア側が反発していた。
岸田文雄外相は9月上旬にパトリオタ氏と会談する予定だったが、フィゲイレド氏が対応することになりそうだ。同氏は昨年6月の国連持続可能な開発会議(リオ+20)で交渉担当官を務めた。地元メディアによると、パトリオタ氏は国連大使に就任する見通し。
ボリビアの野党議員は昨年5月、同国で公金横領などの罪に問われ、主要都市ラパスのブラジル大使館に亡命、昨年6月に欠席裁判で禁錮1年の実刑判決を受けた後も滞在を続けていた。(共同)
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