政府軍の武器庫を狙った反体制派のロケット攻撃で紅蓮の炎が舞い上がる。これにより少なくとも40名が死亡、120名が負傷したと報じられている。ホムスはアサド大統領を支持するアラウィー派の拠点。シリア内戦では既に10万人が亡くなっている。
【産経8/2-シリアで爆発、40人死亡 反体制派がロケット弾攻撃】
内戦が続くシリア中部ホムスで1日、反体制武装勢力が政府軍の制圧下にある地区にロケット弾を撃ち込み武器庫が爆発、シリア人権監視団(英国)によると、少なくとも40人が死亡した。AP通信などが報じた。
政権側は今春以降、戦況で優位に立ち、ホムスでも反体制派の拠点制圧を進めている。反体制派の抵抗は断続的に続いているが、戦闘は局地的で、政権側が勢いを保っているもようだ。中東の衛星テレビは、炎とともに大きな黒煙が立ち上る爆発の様子を報じた。
シリア国営メディアによると、アサド大統領は同日、声明を発表し「われわれが勝利を確信していなければ、過去2年間にわたる(反体制派からの)攻撃に揺るぎなく抵抗することはできなかった」と述べ、内戦での勝利に自信を示した。
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