写真は墜落した韓国製超音速練習機T50/YouTubeより、8/28午後2時8分頃、光州市西区碧津洞栄山江弁馬山の畑に単独訓練中の空軍第1戦闘飛行団所属のT50が墜落し、搭乗員2名が死亡した。殉職したした2名は教官の노세권=ノ・セグォン少佐(34)と정진규=チョン・ジンギュ大尉(35)。ノ少佐はパラシュートが開いた状態で水田で見つかり、チョン大尉は機体から発見された。つまり、教官が先に逃げたのか?大尉が逃げ遅れたのか?いずれにしても2名が殉職した。お悔やみ申し上げる。
沖縄の米軍ヘリの墜落事故を思い出してもらいたい。あの時も米軍兵士が1名殉職しているが、そのことよりも地域住民の安全のことを優先して報道していた。これも分からないわけではないが、あまりにも行き過ぎた報道であり、日本のマスコミは偏向していた。今回の韓国製超音速練習機の墜落では2名の殉職を大々的に取り上げているが、住民のことには一切触れていない。それよりもこの韓国製超音速練習機の売込みに影響が出るのではないかと心配している。
2011年に初めてとなるT50をインドネシアへ16機分の販売契約をし、このうちの2機が9月3日にインドネシアへ納品予定であった。韓国航空宇宙産業は現在、イラクにT50を24機、フィリピンに12機の輸出交渉を進めているが・・・。昨年墜落したT50Bの原因は機体の欠陥ではなく、整備不良だと軍は結論付けている。さて、今回は?亡くなった二人はベテラン飛行士であり、操縦ミスは考えられない。これも整備不良とするのか?イラク・フィリビンの整備士の質は???
【産経8/29-韓国空軍初の超音速訓練機が墜落、炎上真っ二つ】
韓国の聯合ニュースなどによると、同国南西部の光州市で28日、韓国空軍の訓練機T50が墜落し搭乗員2人が死亡した。T50は2兆2000億ウォン(約1900億円)を投じて韓国側と米ロッキード・マーチン社が共同開発した韓国初の超音速高等訓練機。離陸約8分後、滑走路近くの水田に墜落し、機体は真っ二つになって炎上した。T50の墜落事故は今回が初めて。政府は各国への売り込みに力を入れており、インドネシアは導入を決めたが、イスラエルなどでは選定から漏れている。(ソウル 加藤達也)
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