写真は今回ニセ香港ドルが発見されている2003年版滙豐銀行の千元札/YouTubeより、大型店ではクレジットカードを使うように勧め、小規模店舗では1000香港ドルの支払いを断っている。市民は千元札を小額紙幣に両替しているようだ。最新の千元札は2010年版で種々の偽造防止対策が施されており、今のところニセ札は発見されていないが、2003年版のニセ札はかなり精度が高いと言う。
香港警察は、12月23日より28日までに39枚のニセ1000香港ドルが見つかったと発表した。22枚は2003年版の中国銀行(中銀)発行、17枚は2003年版の滙豐銀行(HSBC)発行のものだった。マカオでも28日までに22枚のニセ1000香港ドルがカジノと銀行から見つかっている。2003年版の中銀のものが18枚、2008年版のHSBCのものが4枚。
昨年2012年に香港で発見された香港ドルの偽札は3011枚、中国と比べれば比較的少ないが、香港人にしてみれば、比較もしてもらいたくないと考えている筈。
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