写真は新型弾道ミサイル「イスカンデル」/YouTubeより、こんなものがEU内にあっては地域を不安定にするだけ、射程距離も400kmと言われているが、実際はベルリンも射程内ではないのか?EUとロシアの関係はウクライナ問題でも噴出しているように実に厄介なことになっている。東アジアだけが例外ではない。
http://www.youtube.com/watch?v=fnTk5wRFoK8
地図はカリーニングラード、黄丸はイスカンデルMの射程距離400km内/グーグルマップより、カリーニングラードはロシアの飛び地でバルト海に面している。もともとはドイツ騎士団により作られた街でケーニヒスベルクと呼ばれていた。その後、ポーランドの領土となるが、ヒトラーがポーランドに返還を要求し、拒否されたため、ドイツ軍はポーランドに侵攻し、第二次大戦がはじまった。その後、ポツダム会談でケーニヒスベルクはソ連邦への帰属となり、冷戦崩壊後にリトアニアが独立し、カリーニングラードは飛び地となったが、経済は崩壊、治安は悪化し、エイズは蔓延と周りからも嫌われる都市となった。プーチン大統領の別れた奥さんがカリーニングラード出身であり、復興がされているが・・・。
【産経12/17-露の新型ミサイル「イスカンデル」配備に米政府が懸念表明】
米国務省のハーフ副報道官は16日の記者会見で、ロシアが同国西部の飛び地カリーニングラード州に最新ミサイル「イスカンデル」(射程数百キロ)を配備したことを確認、懸念を表明した。
同州は北大西洋条約機構(NATO)加盟国のポーランド、リトアニアと国境を接する。ハーフ氏は近隣国も懸念していると指摘、「米国として、地域を不安定にするような措置を取らないようロシアに強く求めてきた」と述べた。
ロシアは米国が主導する欧州ミサイル防衛(MD)計画に反発、対抗手段として数年前からカリーニングラードへのイスカンデル配備を警告していた。
ロシアがいつ配備したのかは明らかになっていない。(共同)
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