2009年の古いデータですが、ベトナムは中国・日本に次ぐ、アジア第三位のビール消費大国です。2013/12の調査によると、良く飲まれるビールブランドのトータルでは「ハノイ」がトップですが、ホーチミンでは「ハイネケン」がトップ、ハノイでは「ハノイ」が断トツです。
以下は18位までのランキング、「ハイネケン」の座を奪おうと「サッポロ・プレミアム」も参戦し、頑張っていますが12位、ハノイではゼロなので、ホーチミンのみの宣伝展開なのでしょうか?「アサヒ」や「キリン」はほとんど数字になっていません。価格が格段に高いからでしょうか?「ハイネケン」もベトナム国産ビールよりは高いのですが、高級ビールブランドとして、ベトナムで地位を確保し、宴会となれば、「ハイネケン」が出されるのが常だそうです。ベトナムには、未だに舶来品の感覚があるのかもしれません。ちなみにネットに出ていた情報ですが、「ハイネケン」は70円で「国産ビール」は40円と格段の差があります。
表はW&S Company Limitedの調査レポート(2013/12)より一部抜粋したものです。詳細は以下にて
http://www.vinaresearch.jp/upload/userfiles/files/sub_panel/W%26S_Report_Beer_December2013.pdf
ビールファンでもある唸声は、「ハイネケン」はあまり好きではありません。第5位の「タイガー」の方がよっぼと美味しいですよ。そうは言っても、「タイガー」も「ハイネケン」傘下なんです。「ハイネケン」消費国の第一位はアメリカ、第二位はフランス、第三位がベトナムで、ベトナムは第二位のフランスを抜く勢いだとか・・・。
以下はビールを好む男女別、地域別、年齢別のグラフです。
16歳から18歳で1.8%?アララ、実はベトナムでは、タバコとともに飲酒の年齢制限がありません。20代で63%、30代前半までいれれば、ほぼ8割となり、ベトナムのビール消費を支えるビール世代となりましょうか。
もっと日本のビールも頑張ってもらわねば!
以下は「サッポロ・プレミアム」のベトナムCM、オン・ザ・ロックだ・・・!氷で割ったら、「ハノイ」も「ハイネケン」も変わりないかも?
「バドワイザー」 氷で割ったら ただのみず?なんて
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