
故宮内のスターバックス

CCTVアナウンサー芮成鋼氏
【鳳凰網1/16-央视主播芮成钢要求星巴克撤出故宫/图】
【上海エクスプローラ1/17-故宮のスタバは中国文化の侮辱 ブログに50万件アクセス】
『故宮内のスターバックスは中国文化の侮辱――CCTVの英語アナウンサー芮成鋼が数日前に自身のブログに「中国文化の象徴である故宮の中にスターバックスがあることは中国文化の侮辱だ」という内容の文章を書いたところ、アクセス数が50万件を突破するほどの話題となっている。書き込みの多くは芮の意見に賛成の立場だという。
芮はブログの中で、アメリカ人の友人を連れて故宮見学に行ったところ、中にあるスターバックスを見た友人が失笑しとてもばつが悪い思いをしたとの体験を紹介。その後、芮は仕事の席でスターバックスの総裁に会ったときに故宮からの撤退を直訴したことも告白している。最近芮がスターバックスの総裁から受け取った回答によると、スターバックスは6年前に故宮からの要請を受けて故宮内に店舗をオープンしたという。また、できるだけ周囲の環境になじむように配慮し、最近では看板まではずしたということだ。
ブロガーを中心に騒ぎが予想外に大きくなったことを受けて、16日スターバックスチャイナエリアの副総裁が声明を出した。それによると、同店は開店以来故宮の伝統文化を重んじ、旅行客に満足してもらうよう努力してきており、実は特殊な立地条件を武器にした販促活動を行っていないため売り上げは低迷しているという“苦しい”胸のうちも明かしている。店の撤退については、故宮側との契約があるため今のところ考えていないということだ。
これまでこの事態を静観してきた故宮側だが、近々事態の沈静化を図るために見解を述べる予定ということだ。』
【上海エクスプローラHP】
http://www2.explore.ne.jp/sh.php
◇唸声コメント
故宮側から要請されたにも関わらず、ブーイングを食らってしまったスターバックス。
目くじら立てるほど場違いな感じはしないけれども、場所が場所だけに中国人の民族感情を刺激するのであろう。
中国各地にある抗日博物館には嘘の展示が多いけれど、こちらはブーイングもなく受け入れ、反日感情を高めている。
そう言えば、靖国神社の境内には韓国チヂミやトルコのケバブの屋台がでるが、違和感なく周りの雰囲気に溶け込んでいる。文句を言う日本人もいないであろう。
清朝が滅んだ理由がここにあるのかもしれない。
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