麗水出入国管理事務所HPより「世界の中の出入国管理行政 夢と希望を育て行きます」
【中央日報2/11-麗水の外国人収容施設で火事、中国人ら9人死亡】
『全羅南道麗水市(チョンラナムド・ヨス)にある法務部傘下・麗水出入国管理事務所の外国人収容施設で11日午前4時(日本時間)ごろ火事が発生し、保護中だった収容者のうち9人が亡くなり、18人がケガをした。
死亡したのは中国人5人とウズベキスタン国籍の人1人など。死者らは煙で窒息し亡くなったものと見られ、残りは国籍と身元情報などが確認されずにいる。消防当局は、消防車27台と消防員およそ120人を鎮火作業に投入し、約1時間後に火を消した。だが、ウレタン素材の内装から有毒のガスが発生したうえ逃走を防ぐための鉄格子が設けられていて、火災時間が短かったのに人命被害が大きかった。
重傷者が少なくなく死者はさらに増える見込み。事務所には男性51人、女性4人の計55人が収容されており、7室に分けられた3階から火が出た。収容者らは密入国などの疑いで取り調べを受けていた状況で、中国人が大半を占めていたものとされる。警察は、火事が起こる前に誰かが事務所内部の防犯カメラをティッシュで伏せていたという職員らの証言によって、放火の可能性が大きいものと見て火災の原因と被害金額などを調べている。 』
◇唸声コメント
この記事の最後の部分「被害金額などを調べている。」にオヤと思う方も多いだろう。読売新聞の記者がいれば、「人が死んでんねんで!」となるところである。
ちなみに被害金額は500万ウォン≒38万円と東亜日報に書かれている。こうした無神経さは信じられないが、排外的な意識の現われなのか?韓国では日本に対して韓国人の受入れや権利の主張をするが、自国では外国人に対しては厳しい。言っていることとやっていることが矛盾しているいい例である。
今後の中国とのやり取りが見逃せない。
同ニュースの韓国版に写真があるので見て欲しい。
【聨合ニュース2/11韓国語写真-현장검증 하는 경찰들】
【東亜日報2/11韓国語写真記事-여수 출입국관리소 화재 외국인 27명 사상】
http://www.donga.com/fbin/outputωf=c_s&n=200702110046&main=1
304号室から出火したことが分かっている。55名の収容者の内訳は中国42名、ウズベキスタン4名、スリランカ2名、カザフスタン2名、ベトナム・インド・ロシア・イラン・キリギスタンが各1名。
同収容所は2005/1に竣工、最大250名を収容できる。27名の職員で3交代制、実質9名での運営となる。不法滞在者や密入国者は一般受刑者とは違うので一概には言えないが、55名の収容者に職員27名は負担率が2.0%とまずまず、但し、250名収容時にはこのままの職員では負担率9.3%と過剰負担となる。
ちなみに日本の刑務所の負担率は4.3%と高い、欧米は2~3%の負担率である。
同収容所では2004/9に窓の換気扇から4名が逃亡をしており、管理を強めていたものと思われる。
【麗水出入国管理事務所HP韓国語写真-所長현경산氏の挨拶】
http://yeosu.immigration.go.kr/HP/IMM10/imm_05/imm_5010.jsp
コメントする