この実例は中国とのタッグチームのものかどうかは不明だが、聞いてびっくり、親父の携帯番号から息子の勤め先まで用意周到。
実例1-架空交通事故の示談詐欺/宮崎県警
http://www.pref.miyazaki.lg.jp/police/local/hotnews/voice/furikome.m3u
詐欺師は完全に警官になりきっている。普通の親父ならまず騙されてしまうだろう。しかし、この親父さんはなかなかのツワモノ。「家内を抜きにはできない」の技ありで親父さんの勝ち。「じゃ結構です。お子さん交通刑務所に行ってもらいますので」の捨て台詞が詐欺師の敗北宣言。ピーピーと伏字の多いのが玉に瑕。
実例2-過去の通信教育料の取り立て詐欺/警視庁
http://www.keishicho.metro.tokyo.jp/seian/koreisagi/hurikome_onsei/image/kansai.wma
詐欺師は大阪弁を使い「回収」をする一点張り、事情の分からない女子事務員の動揺を狙っている。「現場へ出かけているのだったら現場を教えろ。20箇所あるんだったら20人行かせる」とのイケイケ金融屋振りを披露。そっちへ行くからと電話を切り優勢勝ち。
現実に3000万円の被害に遭っている模様。
実例3-故人である夫の借金の取り立て詐欺/警視庁
http://www.keishicho.metro.tokyo.jp/seian/koreisagi/hurikome_onsei/image/kinyu.wma
「払わなくていいものをウチが請求しているとでも言うの、ソチラへ行きますよ」と詐欺師の先制パンチ。未亡人の動転している様子がよく分かる。回収に来られることを嫌う未亡人に執拗に食いつく詐欺師。「4時までに振り込んでくれるのであれば待ちますが、回収に行くのであれば回収費用をいただきます」
被害者「分からないので時間をください。お願いします」
詐欺師「お願いされて、ハイそうですかとやったら商売にならない」と本音も
この事件は未亡人が弁護士に相談したため未遂に終わった。
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