■唸声日本/唐人も高麗人も大和心になりぬべし、黒田節は立派な愛国歌である

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唐人(モロコシビト)も高麗人(コマビト)も大和心になりぬべし、これは黒田節の歌詞、既に大東亜共栄圏は詠われていた・・・???皇御国のもののふはいかなる事をか勤べき・・・。


大和心の唐人や高麗人が隣国の基礎を作ってきた。大和心の失われた国の明日は?


(左)銘槍「日本号」   (中)母里但馬守太兵衛友信象(光雲神社・西公園内)  (右)皇御国 加藤司書自筆

http://museum.city.fukuoka.jp/jg/html/backnumber/shozohin/22.htm

http://www.ishimura.co.jp/saijiki/71_80/vol77/vol77_img.jpg

http://www.geocities.jp/book_of_tikuho/06sishoden.htm

◇黒田節

酒は飲め飲め 飲むならば

日の本一の(ひのもといちの) この槍(やり)を

飲み取るほどに 飲むならば

これぞまことの黒田武士

 

峰の嵐か 松風か

訪ぬる人の 琴の音か

駒ひきとめて 聞くほどに

爪音(つまおと)頻き(しるき)想夫恋(そうふれん)

 

すめら御国の もののふは

いかなることをか つとむべき

ただ身にもてる 真心を

君と親とにつくすまで

 

花より明るく 三芳野(みよしの)の

春のあけぼの 見わたせば

唐人(もろこしびと)も 高麗人(こまびと)も

大和心(やまとごころ)になりぬべし

 

古き都に 来てみれば

浅茅が原(あさじがはら)とぞ なりにける

月の光は くまなきて

秋風のみぞ身にはしむ


黒田家の武士のあいだでは、雅楽の越天樂の節に替え歌をつけて歌う『筑前今様』が盛んで、福島正則が豊臣秀吉から贈られた名槍『日本号』を黒田藩士の眉太く六尺の大男「母里太兵衛」が大盃の酒を飲み干して持ち帰ったという勇壮な故事を冒頭に、平家物語、明治新曲などで歌われていたのを、昭和311月に福岡放送局の井上精三氏が三味線を伴奏につけ「民謡黒田節」としてラジオで全国放送したのが、黒田節の大ヒットの始まりである。

 

一番/母里太兵衛武勇伝

後述

 

二番/平家物語 巻六『小督(おごう)』より

亀山のあたりちかく、松の一むらあるかたに、かすかに琴ぞきこえける。峰の嵐か松風か、たづぬる人の琴の音か、おぼつかなくは思へども、駒をはやめていくほどに、片折戸したる内に琴をぞひきすまされたる。ひかへて是をききければ、すこしもまがふべうもなき、小督殿の爪音なり。楽はなんぞとききければ、夫を想うて恋ふとよむ、想夫恋という楽なり。

 

三番『皇御国(みめらみこく)』より

福岡藩士、加藤司書の作。勤皇の侍で慶応元年に35歳で切腹

http://www.geocities.jp/book_of_tikuho/06sishoden.htm

 

四番/宮城道雄作『花よりあくる』

http://mionokai.sakura.ne.jp/hanayoriakuru.WMA

 

五番/平家物語 巻五『月見』

古き都をきてみれば 浅茅が原とぞあれにける 月の光は隈なくて 秋風のみぞ身にはしむ

 

母里太兵衛武勇伝

~黒田節由来~ボトルストーリーより

 「酒は飲めのめ 飲むならば 日の本一のこの槍を」。ご存じ、『黒田節』の歌い出しの一節であります。今日では福岡県の民謡として歌い継がれるこの黒田節。もともとは、福岡黒田藩で歌われていた藩の歌、藩歌でありました。

 この歌の由来には、福岡黒田藩藩主、黒田長政の家来、母里(もり)太兵衛の武勇伝があります。

 

長政: 「ああ、母里太兵衛、そちを呼んだのは他でもない。広島の福島正則殿のもとへ使いに行ってほしいのじゃ」

母里: 「ははっ、かしこまりましてございます」

長政: 「そちも存じているとおり、福島殿は加藤清正殿と並ぶ槍の名手。加えて大酒飲みの豪傑である。太兵衛、そちも酒が好きであったな。しかし、酒を酌み交わし、何か間違いがあっては大事。福島殿とは、決して酒を飲むでないぞ」

 

 御意と受け止めた母里太兵衛、福島正則のもとへやってくると、なるほど朝から飲んでいたらしく、ご機嫌であります。

 

福島: 「そちが黒田藩屈指の家来と噂の母里太兵衛か。用件は後でよい、まずは一杯やれ」

母里: 「おそれながら福島様、拙者は下戸にございます。そればかりはご勘弁くださいませ」

福島: 「なに? わしを誰だと思っておる。一度口に出したら後へは引かぬ福島正則じゃ。口を割ってもそちに酒を飲ませるぞ」

母里: 「たとえ八つ裂きにされても飲めぬものは飲めぬのです」

福島: 「ハッハッハッハッ、黒田殿はよい家来をお持ちだ。酒も飲めぬ男が黒田藩屈指の家来とは、聞いて呆れるわ」

母里: 「なんですと。拙者のことならともかく、主黒田長政の名に関わるとあれば聞き捨てなりませぬ。ならば飲みましょう」

福島: 「おう、よくぞ申した。さすがは母里太兵衛じゃ。さあ飲め。この大盃(おおさかずき)に注いでやる」

母里: 「お待ちくだされ福島様、飲まぬ酒を飲むからには、ただでは飲めませぬ。なにか肴を所望いたします」

福島: 「ほう、肴か。構わぬ、望みのものをくれてやるわ」

母里: 「間違いございませんね」

福島: 「武士に二言はない。何でもやろう。さあ、ぐっといけ」

 

 さあ、母里太兵衛にしてみれば飲みたいのに我慢していた酒。それも上等な三原の酒であります。なみなみと注がれた大盃を、グイッ、グイッ、グイッと、息もつかずに平らげ、もう一杯、さらにもう一杯と、三杯立て続けに飲み干します。

 

福島: 「見事じゃ。さあ、約束通りそちの望むものを肴に使わす。なんなりと申せ」

母里: 「では、おそれながら、あの槍を戴きとうぞんじます」

福島: 「なんだと! そちはこの槍がなにか知っておるのか。恐れ多くも織田信長公が正親町(おおぎまち)天皇より賜り、信長公から秀吉公に、さらにこの福島へと授けられた日本号であるぞ」

母里: 「もちろん知っております。だからこそ所望いたしましたのでございます」

 

福島: 「(弱気)母里、これだけは勘弁してくれ。この槍を酒の肴に取られたとあっては、太閤秀吉様に申し訳が立たぬ」

母里: 「武士に二言はないとおっしゃったのは、どなたでございますか。それとも福島様は、武士ではないのか」

福島: 「なんだと! え~い、う~ん、う~ん、も、持って行け!その槍はくれてやる。それでよいのであろう!」

母里: 「さすが福島様、たいそうな太っ腹でございます」

福島: 「なあ、母里よ」

母里: 「なんでございます?」

福島: 「えぇい、なんでもないわ! 持ってけ持ってけ。その日本号は、そちのものじゃ。」

http://www.tbc-sendai.co.jp/02radio/cheers/bottle/2006/060624.html

 

古今東西、酒豪にまつわるサクセスストーリーは多い、これぞ誠の日本武士。

 

しかし、我が国の皆さん、中国ではニセ酒も多く、酒豪自慢もニセ酒には勝てません。どうぞ、十分気をつけて下さい。ご自慢の槍を取られますぞ!

 

 

 

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このページは、唸声が2007年5月10日 23:19に書いたブログ記事です。

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