写真はレコードチャイナより
http://www.recordchina.co.jp/group/g7871.html
吉林省長春市の動物園で手書きのシマウマが現れた。5元で乗れて写真も撮れるそうだ。この手書きシマウマは皆がニセモノと思っているが、馬を引いているおじさん曰く、「アフリカから来たシマウマがどうしてニセモノなのか」と開き直る。もう一匹のポニーはこのシマを除けばそっくりらしい。
他のニセシマウマの写真↓
http://www.photofans.cn/showthread.php?threadyear=2007&threadid=324198
動物園の管理部では「ニセモノか本物かは大して重要ではない。大切なのはお客様が楽しんだかどうかだ」と言う。これが中国人の基本的な考え方なのだ。北京市の石景山遊楽園がディズニーの真似でテレビで盛んに放送されていたが、香港ディズニーは本物なのに人気がないのと同様で、ニセモノと本物の区別は中国人にはない。使えるか使えないか。効くか効かないか。美味いか不味いか。
但し、中国のニセ薬は命に関わる問題だけに中国人も気にしている。日本の薬が一番安心なのだと。パナマの例でも分かるように中国のニセ薬は非常に危険である。金儲けのためには人の命などお構いなしだ。
こんな記事が朝鮮日報にあった。韓国に入ってきた「熊の胆」が全てニセモノだったとの記事だ。
【朝鮮日報5/10-仁川空港で摘発した中国産「熊の肝」、すべて偽物だった!】
熊の肝(くまのい)や麝香(じゃこう)は海外からの持ち込みが禁止されているが、中国産である場合、本物である可能性もほとんどないことが分かった。
9日、仁川空港税関は「昨年1月から今年4月末までに仁川空港で摘発された中国産の熊の肝、麝香、牛黄(ごおう)など499点がすべて偽物であったことが分かった」と発表した。
仁川空港税関のチェ・ジェホ携帯品課長は「熊の肝、麝香、牛黄などは、ほとんどが絶滅の危機にある野生動植物種の国際取引協約(CITES)で保護対象に指定されているため通関されなかった。現地の案内員に『本人が服用するものと認められれば韓国に持ち込むことも可能』と言われてもだまされず、購入しない方がよい」と注意を呼び掛けた。
本物も当然あるのだろうが、ほとんどニセモノと考えた方がよい。彼らは騙すことをなんとも思っていない。だからニセ薬など売ることができるのだ。そんなに良いものならば、自分のために取っておく。
本物の熊の胆に関しては、熊を狭い檻に入れ、生きたまま胆汁を採取する方法が取られているそうだ。殺さないように一生胆汁を取り続ける。なんとも恐ろしい方法を考えたものだ。
以下の新華社の記事に写真も添えられている。胆汁ファームげに恐ろしきかな
http://news.xinhuanet.com/newmedia/2004-11/17/content_2228581.htm
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