写真はホクビーのメルティークビーフ<人工霜降り牛肉>、Melt(溶ける)+Technique(技術)=Meltiqueと命名、ホクビーの人口霜降り牛肉は3000トン/年
http://www.hokubee.co.jp/cat6/mbeef.html
【産経5/18-「サシの入った極上肉」実は脂肪注入 通販会社に排除命令】
牛脂などの添加物を注入加工したステーキ用牛肉を、「サシの入った極上品」などと宣伝したのは、景品表示法違反(優良誤認)に当たるとして、公正取引委員会は18日、通信販売会社「テレマート」(
公取委によると、同社は昨年6月初めからの約2カ月間、ラジオや全国紙などの広告で「キメ細かなサシの入った極上部分だけを厳選」などと表示。実際には、針を刺して添加物を注入した豪州産のステーキ用牛肉を販売していた。
同社は「特殊な技術で加工した」とも表示していたが、公取委は「牛脂を注入する加工は一般の消費者に知られておらず、飼育により霜降り肉になったとの印象を与える」と判断した。
ステーキ肉は約3キロを1万円で販売。今年1月までに売り上げた約1億4000万円のうち、半分は不当表示の期間に集中していたという。
問題となった広告公正取引委員会HPより
◇唸声コメント
ホクビーの主力製品であるメルティークビーフは人工的に霜降りにする加工肉のこと。ホクビーでは堂々と人工霜降り牛肉として売り出している。1982年からメルティークビーフの販売を開始し、それから絶え間なく研究・改良を続けており、国内ばかりでなくニュージーランド・オーストラリアでも特許を取得、現在、米国と台湾で特許出願中である。
「赤身肉がベルトコンベヤーで「打ち込み機」をくぐると、およそ100本の針が肉に食い込んで牛脂を注入。この肉の表面をぬぐって金属型にはめて形を整え、筋の除去による裂け目を手でならして、外食産業が求める均質規格の霜降り肉に仕上げる。オーストラリア産の乳牛の赤身肉はかたく、これまではひき肉にしてハンバーグにする以外になかったが、「メルティーク」によってジューシーなステーキに生まれ変わった。」Yahoo辞書より
「テレマート」の宣伝には問題があるが、この牛肉の技術は素晴らしい。いずれ鯨肉が牛肉に変わることもあるかもしれない。そうした時にこの技術を使い擬似牛肉に加工することも可能になるだろう。
このメルティークビーフは外食産業やレストランに年間2万食も供給していると言う。もう食べちまったかな???
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