■唸声香港/香港返還10周年(2007/7/1)

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写真は香港返還10周年の記念切手、http://www.hongkongpoststamps.com/chi/stamps/latest_stamp_issues/2007/20070701a/index.htm

【中国最新事情6/13-香港返還10周年 10大事件「香港返還」トップ】

 香港のマスコミ13社が共同で主催した「香港返還10周年10大事件」が5日、発表された。「香港返還」が10大事件のトップ、また「SARS」「北京オリンピック馬術競技主催」が2位、3位にランクインされている。

 

 今回の選定活動は429日から正式に開始され、525日に投票締め切りとなった。

 1カ月に満たない期間にもかかわらず10万枚の投票を受けた。投票のうち、社会から40%、学校から60%を占めた。投票に参加した学校は114校だった。

 10大事件のトップにランクインされた「香港返還」は、最高の84507票を獲得した。

 

 選定活動秘書処の責任者は、香港市民が過去10年間の最も印象に残った10大事件を選んだ結果は、香港のここ10年の巨大な変化及びその間に経験した困難を反映したものだとしている。

 1997年に香港が返還されるといった歴史的出来事から10年を経過していたが、これは中国人民の百年の恥辱を洗った大きな出来事であり、香港市民には今も生き生きと記憶にとどめているわけで、「香港返還」が10大事件のトップにランクインされたのは、自明の理であるとした。

 

 この責任者は、「SARS」が第2位にランクされたことは、この事件は香港に大きなショックを与え、かつ香港市民の心に痛ましい記憶を残したということだが、SARSの後、香港の経済、民生、社会各方面が急激に回復したことを香港市民は実感しているのではないかとした。

 また、「北京オリンピック馬術競技主催」が第3位となったことは、香港市民が国家がオリンピックを主催することを重視していることを反映しており、中央政府の支持のもと、香港は試合主催に協力でき、香港市民はこれに対しかなり高い期待を抱いているとした。

 

 選定された10大事件のうち、中国国内と密接に関連する事件として「CEPA調印・実施及び拡大珠江デルタ地域協力」もランクインされた。

 今回の10大事件選定活動は、香港特区政府式典事務室が返還10周年記念の祝賀活動として作成した。〔新華網65日〕


◇香港返還10周年 10大事件

1) 香港返還

2) SARS

3) 北京オリンピック馬術競技主催

4) 七一大遊行(200371日のデモ)

5) WTO香港閣僚会議成功

6) アジア金融危機

7) CEPA調印・実施及び拡大珠江デルタ地域協力

8) 教育改革

9) 鳥インフルエンザ

10) 行政長官交代

〔中国評論新聞65日〕

 

◇唸声コメント

忘れていけないのは、香港ドルと人民元が逆転したこと。紙屑を言われた人民元が香港ドルの地位を奪った。10年前には誰が予想できただろうか?唸声は未だに信じられないよ。

 

香港が中国に飲み込まれたことで、香港は何かいいことはあったのだろうか?


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このページは、唸声が2007年6月16日 02:28に書いたブログ記事です。

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