■唸声米国/学生ローンで儲ける奴ら

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CBSNews 2006/5/6Sallie Mae's Success Too Costly?

http://www.cbsnews.com/stories/2006/05/05/60minutes/main1591583.shtml?source=search_story


なにやら嬉しそうな家族、ゲン&ケリー・タナベなんて書いてあるぞ?

USFRONTLINE6/14-高金利ローンで学生借金苦~米大学、金融機関と癒着か】

米国で学生ローンを扱う金融機関が大学職員らに金品を渡し、学生に高金利ローンを優先的に紹介してもらっていた疑惑が相次いで発覚しており、大学と業者が癒着したとの見方が強まっている。十分な知識がないままローンを組んだ学生も多く、社会に出た途端に借金苦に陥るなど事態は深刻化している。

 

米メディアによると、問題になっているのは銀行大手のバンク・オブ・アメリカなど。JPモルガン・チェイスの場合、大学関係者200人を豪華なクルーザーで接待し、大学職員に最高で2000ドルを渡していたジョンズ・ホプキンス大の担当職員は8社から18年間で総額13万ドル以上を受け取ったことが判明し、辞職した。

 

米国では親などに頼らず自分で授業料などを負担する学生が多く、学生ローンは年間850億ドルもの巨大市場。一方、授業料は過去20年で2倍前後に値上がりし、私立大学の1年間の授業料は平均約2万2000ドル。低金利の政府系に加え、複数のローンを組んでやりくりしているのが実情だ。

 

昨年5月に州立のモンタナ大を卒業した男性(23)の負債額は約3万7000ドル。年利12%で借りた約6000ドルは払い終えたが、8.62%のローン返済がなお重くのしかかる。「(契約時は)大学の担当者の助言を信じるしかなかった」と話す。

 

事態を重視した連邦議会は公聴会を開催、スペリングズ教育長官も大学などの監査強化を表明している。(共同)

 

◇唸声コメント

学生すらも金利の餌食。学生を喰いモノにするなんてろくな国ではない。大学を卒業して教師になったとしても、給料が少なくて学生ローンを返せないそうだ。社会人になって何年もかかり学生ローンを返した後は住宅ローン、常にローンがつきまとい、経済犯罪の基盤ができていく。チャンスさえあれば、不正を犯すかもしれない。

 

借りたものは返すのが当たり前だが、高い金利で学資を貸すのは米国流資本主義の実技講習か?中国でも大学に行くため親戚一同から借金をする。しかし、大学を卒業しても仕事がない。当然ながら、借金は返せない。中国にこうした学生ローンがあれば、大変な盛り上がりを見せるだろう。但し、焦げ付き額も莫大となる。ちなみにSallieMaeの場足、ローンの84%は政府保証がついているので、学生から返却がされなくても痛みはない。SallieMae丸儲けと言う訳だ。

 

そのSallieMae2007/4にファンドやJPモルガン・チェイスに250億ドルで買収されている。儲かっていたサラ金が銀行に買い取られたと言ったところか?記事の中のJPモルガン・チェイスとはSallieMaeと同じだと考えてよい。

 

金利の高いサラ金を紹介して借りさせ、キックバックを貰うなど、その筋の人間とやっていることは変わらない。そんなクズが大学にいるとは何とも情けない。日本をそんな国にしてはならない。

 

『CBSドキュメントで、アメリカで学生ローン・サービスを提供している SallieMae というサービスを紹介していましたが、これが酷いんだまた。スタート当初は非営利で始まったのに、今は純然たる営利で、6万ドルの借金が、20万ドルにれあがったりしている。焦げ付いても貸した側には政府が保証してくれるし、取り立て会社を自分で興し、CEOは200億のサラリーをふんだくって、自分専用のゴルフコースを作ったりしている。学生向けには、公的な融資制度として、ダイレクトローンという低利融資制度があるんだけど、大学側はもっぱらキックバックが得られる SallieMae を学生に推薦するとか、もう出鱈目な話が次から次へと暴かれる。』2006/9、大石英司氏ブログより引用-

 

2006/09/06() 深02:20 >> 03:15  TBSテレビ

『「学生ローンの落とし穴」。「サリー・メイ」はアメリカ最大の学生ローン。72年に政府が始めたシステムで、経済的な支えを必要とする多くの学生の大学進学を後押ししてきた。サリー・メイは9年前に民営化され、世界で最も利益を上げている企業に選ばれた。しかし、このローンを利用した学生の3人に2人が多額の借金を負っている。卒業後、安定した職に就けずローン返済が滞り、利息だけが雪だるま式に増えていくのだという。』

 

About Sallie Mae

http://www.salliemae.com/about/

 

 

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このページは、唸声が2007年6月16日 11:59に書いたブログ記事です。

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