大方県政府庁舎 大方県の小学校学費を払えない子供は教室の外
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記事にある蝶々ブランド?ああ、バタフライか 上海 新天地 中国とは思えない
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【中国最新事情7/3-拝金主義と現実のギャップ/李年古氏】
「お金は万能ではないが、お金がないと絶対だめだ」(金銭不是万能的、没有金銭是万万不能的)。これが、いまの中国でお金についてもっともポピュラーな考え方だ。
市場経済にともなって著しい変化をとげた中国で、もし昔と今とでおおきなちがいはなにかと聞かれたら、間違いなく「金銭観」という答えが返ってくるだろう。拝金主義に走っている中国で、もっとも変わったのは国民のお金にたいする考え方だ。いまの時代を生きていくには、「何もなくても構わないが、お金だけはなくてはならない。何があっても構わないが、病気だけはあってはならない」ということをいまの中国人たちはよく口にする。
このように、中国人がみんな拝金主義になっているが、逆にお金に一番ドライなのはいまの子供たちかもしれない。いまの若者は、流行に敏感だから、流行っているもの(生活スタイル)にどんどんお金を費やす。わたしは、日本でいえば六本木のような上海の大人の町、「新天地」に何度も行ったことがあるが、そこでよく中学生や大学生らしき若者たちに出会うことがある。故郷の長沙市でも、若者が集まっている有名なバーやディスコを訪ねたことがあるが、どこも賑やかで、大学生などの若者が半数以上を占めている。
また、わたしの弟には九歳の娘がいるが、まだ小学校二年生だというのに、ナイキやアティダスなどのブランド靴をはいて闊歩している。さらに卓球を特訓中なのだが、日本製の「蝶々」というブランドの道具がないと、練習する気がしないのだという。おかげで、わたしが中国へ帰国するたびに運び屋にさせられる。
わたしの弟は「友たち同士で身につけるブラント品の数を比べ合うから、しかたがない」のだと私に淡々と話すのだ。
このように、ほとんどのいまの中国の都会の子供たちは、まったく金銭感覚をもっていない。お金に困ったことがないから、お金にも無関心なのだ。デパートで洋服を試着すると、姪はいつも同じセリフを言う。「試着したものを全部買っちゃったらいいでしょう。私なら、全部買っちゃうわよ」と。
ただし、農村ではこれほど恵まれている子供はまだ少なく、都会の子供ほど贅沢な金銭感覚をもっていない。しかし中国では最近、農村の子が大学に受かったものの、親がどうしても学費を工面できず、子供が自殺したというニュースがよく紙面に取り上げられてもいる。
私の知っているかぎり、農村の子供が経済的理由で学校に行けないケースは、昔のほうがいまよりずっと多かった。だが、昔の子供はその厳しい現実を受け入れることができたから、自殺にまで追い込まれることはほとんどなかった。しかしここ数年の間に、学費の問題で子供たちが自分の人生に幕を下ろすようになってしまった原因は、いったいどこにあるのだろうか。もしかしたら、いまの農村の子供たちも、自分の置かれた貧乏な生活環境、お金がない現実を直視できなくなり、金銭面で恵まれている他の子供たちとのギャップに耐えられなくなったのかもしれない。彼らは世の中の金銭観と、自分が置かれている貧乏な現実の生活、それを変えていこうとする夢との間で、苦労する様子を想像するだけで、やはり辛いのかもしれない。
◇唸声コメント
農村と都市の格差はよく言われるが、この格差が昔はよく見えなかっただけなのであろう。今ではテレビを見れば、一目瞭然、どうあがいてもどうにもならない現状に絶望する子供達が増えたのは事実。御殿のような地方の行政機関と粗末な学校、こんな格差を見るだけでも子供達に共産主義など教え込むのは無理があるだろう。子供達よ、これが資本主義なのだと教える教師がいる訳ないし、早く偉くなって袖の下を膨らませようとも言えず、子供達は大人のやり方をジッと見るしかないだろう。
教室の外で授業を見ている子供を見ると胸が痛むが、この格差是正は中国が自身で克服しなければならない。しかし、格差は広がるばかりで、拝金主義は益々猛威を振るう。
このまま食えない農村にいても死ぬだけだ。だったら都会に行って金を手にしよう。ニセモノを作ってもいいし、人を騙して金を奪ってもいい。捕まっても捕まらなくてもどうせ死ぬだけだからと考える人間が次から次へと出てくるのも中国社会の抱える病根である。
そんな絶望を回避させる為に反日を刷り込むのは勘弁してもらいたい。希望を教えることができないので憎悪を教えるのか?このまま反日教育をするのは我が国に対する宣戦布告と受け取らざるを得ない。中共は簡単に人身掌握できると思っているのかも知れないが、反日教育は既に独り歩きをはじめているぞ。北京オリンピックで花が開くだろう。上海デモとワールドカップは序章に過ぎない。
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