写真はFlickrより、宏村の网吧(ネットカフェ)
http://www.flickr.com/photos/gooooder/364170788/
ココって、元は何だったのだろうか?写真はイメージであり、下記の記事とは無関係?
【中国最新情報8/8-ネット利用者の三大特徴 低年齢、高学歴、低収入】
中国インターネット情報センターが18日発表した「第20回中国インターネット発展状況の統計報告」は、中国1.62億人のネット利用者は、全体に年齢が若く、高学歴、低収入という三大特徴を有していることを明らかにした。
統計報告が示すところによると、今年6月末までで、中国の25歳以下のネット利用者の全体規模は8300万人近くに達し、総ネット利用者数の半分を占めた。
特に18歳から24歳のネット利用者は、利用者の年齢構成の最大割合を占めた。この年齢グループでは10人に4人がネット利用者である。 年齢区分が上がるにつれて、中国のネット利用者数は明らかに下降する傾向があり、50歳以上の中高年を例にとると、50人中1人がインターネットに接続するというくらいだ。
中国のネット利用者のうち、高等教育及びそれ以上の学歴を持つ利用者は4割を超える。これらのうち、半分が4年制大学及びそれ以上の学歴を持つ。
しかし、歴史の変遷から見ると、中国のネット利用者の学歴構成に新しい傾向があらわれている。すなわち、高学歴ネット利用者の割合は徐々に下降し、学歴が比較的低いグループが徐々に増加している。これは中国の未来において、インターネットが次第に一般大衆が世界を理解する足場となっていることを意味する。
ネット利用者の収入状況についていえば、中国のネット利用者は全体として収入が高く、月収が1500元及びそれ以下の利用者が総数の3分の2を占める。そのうち収入はあるが、収入が500元以下のネット利用者の割合は比較的高い。これは主に、ネット利用者総数において、学生の割合が比較的高いことが原因である。
ネット利用者を構成するその他の分野で、中国の性別ごとのネット利用者の数は大体均衡しており、それぞれ女性が7300万人、男性が8900万人である。そのうち、未婚のネット利用者の割合は58%である。
経済発展が原因で、都市のネット利用者は利用者総数の8割近くを占め、農村のインターネット普及率は依然として低い。
インターネット接続行為について分析を行うと、以下のことがわかる。
中国のネット利用者は、第一に家で、第二にネットカフェでインターネット接続することを選択している。インターネット費用では、圧倒的多数がみずから身銭を切っている。インターネット接続の「勤勉度」は男性が女性より高く、全体として世界でも先進的水準に属している。平均で毎週18.6時間インターネット接続しており、かつ年々増加している。また、毎晩8時がネット利用者のインターネット接続ピーク時間である。ネット利用者は、インターネットでチャットしたり、情報を探したり、歌を聴いたり、画像を見たり、ゲームで遊んだりすることが最も好きで、インターネットウイルスやハッキングを最も心配している。〔中新社北京7月18日〕
◇唸声コメント
写真の宏村は安徽省南部にある800年続く歴史ある村、400年前の水利施設をそのまま使っている。そうした古民家にインターネットカフェを開くとこうなる。ここに住む人たちには無用の長物かもしれないが、たくさんの旅行者がこの宏村を訪れるので必要になったのか?旅行者は誰も居ないようだけど・・・?
宏村について、ネットでこんな記述を見つけたのでご紹介しよう。
『路上から民家全体を眺めると、二階の窓の多くが小さいことに気がついた。地元の人に聞くと、「昔、男は商売に出たきり、何カ月も何年も帰ってこないことがあった。それで、妻の浮気を防止するため舅姑が階下に住み、二階の窓も小さくして出入りを禁止した。この辺一帯の牌坊には、貞女や烈女を称える『貞女坊』や『烈女坊』も多いのですよ」と教えてくれた。』
中国旅行社、西逓村宏村の古民居 文化遺産(2000年)より
http://www.china-cts.com/guminju.html
「『貞女坊』や『烈女坊』も多い」の裏を読むと、そうでなかったから、窓を小さくしたり、わざわざそれを称える牌坊(横浜の中華街の入り口にある門のようなもの)を建てたのだろう。
写真はりーゆえん的遊遍中国より引用↓
http://d.hatena.ne.jp/liyuan/20061005/p2#tb
インターネットに真実の情報が流れ、多くの中国人が目覚めることを期待したい。しかし、「金盾」により多くのサイトがブロックされているので、インターネットの発展も中国民主化の助けとはならない。上記の記事の学歴構成に真実を見ることを許さないネットに対する高学歴者の反発があるのかもしれない。情報統制を行わないと崩壊する政治体制そのものに問題がある。
ちなみに唸声の気になるニュースは中国からは見えない。
検索エンジンの「バイドゥ」は間違いなくチェックされているのでご注意を!
◇第20次中国互联网络发展状况统计报告
http://www.cnnic.net.cn/uploadfiles/pdf/2007/7/18/113918.pdf
72頁に渡る報告書、50歳以上の使用率は1.7%とかなり低い。
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