写真は龍山寺のお線香と紙銭、新唐人・黑心香充斥台湾市场 小心致癌物より
http://www.ntdtv.com/xtr/gb/2007/08/17/a_63183.html
【新唐人日本8/26-台湾:危険な線香が市場に流入 発ガン物質に注意】
中国人はお寺や廟にお参りするとき、みな線香を立て、神を敬うという風習があります。しかし、台湾行政院環境保護署の検査報告書の結果によると、現在、台湾の市場で売られている線香の仕入れ先は、ほとんどが中国大陸とベトナムです。検査したところ、過量の「ベンゼン」が含まれていることを発見しました。医師は長期に「ベンゼン」を吸い込むと、癌だけではなく、再生不良性貧血や白血病を引き起こすかもしれないと言っています。
栄総病院の毒物科医師・楊振昌氏は、「ベンゼン」は第一級の発ガン性物質で、人体に対してかなり悪い影響があり、「ベンゼン」が再生不良性貧血や白血病を引き起こす可能性があると述べています。環境保護署は市場で売られている線香を分析し、ベンゼンの量が1ppmから7ppmまでに達し、すでに基準の7倍余りも多く、許容量を超えています。
楊振昌:現時点で線香を燃やして発ガンした症例を見ていませんが、人々が中国大陸に行き、漢方薬を買って飲んでから、腎臓が衰弱し、甚だしきに至っては死亡した実例があります。(唸声注/この一文はお線香とは関係ないけど?)
国民党の立法委員・陳朝容氏も記者会見を開いて、台湾国内での線香製品と金紙は、ほとんど中国とベトナムから輸入しています。中国やベトナムはコストを下げるため、多くはベンゼン、アクリル、アセトンなどの化学物質を添加していると言っています。そのため、彼は人々に、発ガン作用のある化学物質を含んでいる線香が、直ちに致命的な危険性はないが、しかし、長期に吸い込むと、人体に対して有害になります。特に中元節に、人々が家で線香を立て、神を敬う時、空気の流れに注意するべきだと呼びかけています。
◇唸声コメント
あらあら、仏様もいい迷惑、お坊さんも長生きできませんな。ベンゼンを使ったお線香は何も最近のことではないだろう。かなり以前から使われているのでは。中国人にしてみれば、何を大騒ぎしている、こんなことは何十年も前からやっているのにと思っている筈。
あまり記事に書かれていないが、紙銭(冥土のお金、死者がお金に困らないようにコチラで焼くとムコウへ届けられるらしい)にもベンゼンが入っているとし、中元節(旧盆)には各地で大量に焼かれるのでこれも大気汚染の原因になるとしている。
そこで台湾各地区の役所では集中焼き紙銭サービスを実施するとのこと。例えば、台北県では土城市公所など。↓
http://www.ttcg.gov.tw/news_detail.asp?id=633226855974531250&now_page=1
外で勝手に紙銭を焼くと罰金10万台湾元≒35万円も驚き。
【多維新聞網8/26-環保署﹕露天燒紙錢造成污染最高可罰10萬】
http://www5.chinesenewsnet.com/MainNews/SinoNews/Taiwan/cna_2007_08_26_03_01_30_419.html
当然、中国でも同じものを使っているのだから問題になると思いきや(共産主義には宗教は不要か?)、騒がれているのは、車の芳香剤。この芳香剤にベンゼンが含まれている。天然成分使用とか書いてあっても信用できず、ほぼ8割が問題ありとしている。この暑さの所為で化学反応を起こしているのも原因となっている。
【武汉晨报8/26-汽车香水八成有污染问题】
この車の芳香剤(中国では汽车香水)、やはり暑さの所為で爆発して問題を起こした。
【浙江新闻8/3-高温引爆三无汽车香水爆炸损车而且还危害健康】
http://zjnews.zjol.com.cn/05zjnews/system/2007/08/03/008664355.shtml
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