国務院(中央政府)弁公庁にて12/16に来年度の祝日が決まった。大型連休は1回減ったが、3回の小型連休が増えた。大型連休は観光地のアチコチでトラブル続出、金額も高くなるし、米国では大型連休を避ける人が増えているそうだ。
図は看中国より、この案が決定となった。
http://www.secretchina.com/news/222017.html
【USFRONTLINE12/18-感謝祭もクリスマスも関係ない~年末年始を避けて休暇を取る人が増加】
航空運賃が最も高く、道路も混雑する連休や年末年始を避けて休暇を取る人が増えている。
USAトゥデイによると、年末年始は航空運賃が高くなるだけではない。フライトの遅れやキャンセル、荷物の紛失など、旅行に伴うストレスが上がるときでもある。全米自動車協会(AAA)が今週発表した予測によれば、今年の年末年始に飛行機で旅行する人は890万人に上り、ガソリン高にも関わらず車で50マイル以上移動する人も5300万人に上る見通しという。
そのほかの数字を見ても、休暇をずらした方が賢明なのは明白だ。AAAレジャー旅行指標によれば、この時期の航空運賃は昨年末比で16%も上昇、ガソリン価格も年末としては過去最高水準だという。エア・トランスポート協会によると、今年の感謝祭の連休は、飛行機の座席の約90%が埋まった。また、テロ対策として、液体類を透明ビニール袋に入れたり、靴を脱ぐことが手荷物検査で義務付けられて手間が増えており、最近は、悪天候などで飛行機の遅れも頻繁に起きている。
一方、休日の前後に有給休暇を取ることを認めない会社が増えており、旅行期間が限定される傾向にある。雇用管理会社クロノスが昨年実施した調査によれば、祝日は休みになるもののそれ以外の有給を認める企業は減少している。
ニューハンプシャー大学のシーラ・マクナミー教授は、祝日には社会的な意味合い以上のものはないと話す。清教徒が秋の最初の収穫を祝ったのが感謝祭の始まりであり、12月25日はイエス・キリスト生誕を祝う日だが、本当の誕生日だとは信じられていないという。
混み合う祝日の移動で生じるコストと心理的な負担を避けるため、家族で集まる日を感謝祭やクリスマス当日ではなく、前後にずらす家族が増えていると旅行アナリストのテリー・トリップラー氏は話す。また、昔に比べて伝統を重視する傾向が減り、こうした祝日の重要性が低下しているという。
◇唸声コメント
日本でも正月休みは道路は混むし、列車も席が取れない。大変な思いをして温泉に来たものの人大杉で情緒なし。正月期間は同じ宿屋でも値段が倍近くなる。サービス変わらず?逆に忙しくなるからサービス低下か?ヤレヤレ
中国は2008年から五一(労働節)の黄金周(huáng jīn zhōu)=ゴールデンウィークの3日間の休みを1日に短縮した。2007年度はこの3日間に振替2日間+土日で7連休となった。この為に中国人は全国的に移動をして、観光収入にはプラスとなったものの、交通機関や行楽地では大混乱が起きた。そこで大型連休を一回減らし、小型連休を増やすことにした。しかし、中国は何処に行っても人が多く、こんなことでは混乱を避けることはできないだろう。
五一を2日減らしたが、清明節・端午節・中秋節を各一日づつ法定休暇日とした為、合計では1日休みが増えたことになる。新設の休日を台湾に合わせたとの記事もある。
法定休暇 台湾祝日
元旦 1日 12/30-1/1 3連休 1日
春節 3日 2/6-12 7連休 3日
清明節 1日 4/4-6 3連休 1日
労働節 1日 5/1-3 3連休
端午節 1日 6/7-9 3連休 1日
中秋節 1日 9/13-15 3連休 1日
国慶節 3日 9/29-10/5 7連休 1日
合計 11日 9日
青字は休日新設、赤字は休日減
台湾には労働節はないが、2/28和平記念日がある(2.28事件)台湾では春節を除き、振替休日はなし。
こうしたアナウンスが事前にされていたのか分からないが、12/16に次年度の休日を決定するのだから、やっぱりこの国は毒菜国家なのだと思う。来年5月の黄金周を計画していた中国人も多いことだろう。
労働節は日本のゴールデンウィークとも重なり、日本人が中国へ旅行して金を使うので、中国人は働けってことかな?それとも台湾のことを考えてか?後者だとちょっと怖いぞ。
ちなみに日本の祝日は15日と先進国の中では多い。(例、米12日、英9日)
ここで世界の祝日を見ることができる↓英語
http://www.journeymart.com/tools/holidays.htm
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