写真は800年前の沈没船を入れたコンテナを引き上げている/大紀元・沉睡800年“海底敦煌”出水より
http://epochtimes.com/gb/7/12/23/n1951470.htm
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左図は宋船の模型/南方都市網より、右図は沈没していた位置/中国新聞評論網より
http://www.nanfangdaily.com.cn/southnews/pdf/ds/20071223/A01.PDF
【スポニチ12/23-800年ぶり目覚めた!34兆円宝船】
中国広東省陽江市沖の南シナ海で22日、約800年前に沈没した貿易商船が引き揚げられた。船内からは既に金ぱくを張った腕輪や、陶磁器など約1万点以上が見つかっている。船内には約8万点の“お宝”が残っている可能性もあり、研究者も「文化財の価値は3000億ドル(約34兆円)」と試算。歴史的発見に鼻息を荒くしている。
約800年の眠りから目覚めたのは、南宋(1127~1279年)時代に沈没した貿易商船「南海1号」。破損防止のため水中で船全体をコンテナに収め、巨大なクレーンでつり上げる「世界初」(中国当局)の方式を採用。総重量約3400トンのコンテナが海面にまで引き揚げられると、作業を見守っていた関係者らは大きな拍手で出迎え、爆竹を鳴らして成功を祝った。
調査チームが行った事前の潜水調査では、船内から金ぱくを張った腕輪やベルトといった当時の装飾品や、景徳鎮(けいとくちん)の陶磁器など1万点以上が発見されており、調査に当たっている広東省考古学研究所は「船内には財宝などの文化財6万~8万点が残っている可能性がある」と指摘した。「当時の遠洋貿易の様子を示す超一級の歴史資料」「秦代の兵馬俑(へいばよう)に匹敵する」と期待を膨らます。
文化財の価値は総額3000億ドル(約34兆2500億円)に上るとの試算も。この額は韓国の来年度の国家予算(31兆9000億円)を軽く上回る金額で、中国メディアによると政府は、このプロジェクトに3億元(約46億4000万円)を投入。発見された品々がいかに貴重であることがうかがえる。
共同電によると南海1号は1987年、広東省広州当局と英国の海洋調査会社が陽江市の沖合で別の沈没船の調査中に偶然、発見された。同省考古学研究所などによれば船長約30・5メートル、幅9・3メートルで宋代としては最大規模。沖合約20カイリ(約37キロ)、水深約20メートル付近の海底でほぼ原型を保ったまま沈んでおり、宝の保存状態も良好だという。
発見地点は中国と中東やインドを結ぶ“海のシルクロード”と呼ばれる場所で、貿易品を積み中東へ向かう途中に、海難事故に遭い沈没したとみられる。同船は巨大コンテナのまま、はしけ船に積まれ、28日までに同市に建設中の「海のシルクロード博物館」までえい航。「水晶宮」と名付けられた巨大な水槽に保存し、船内の本格調査が始まる。来年初めからは一般に公開するという。
◇唸声コメント
中国ではこの宝船引き上げの話題で大騒ぎだ。
『「南海1号」サルベージ作業はわが国最大の海洋考古学調査プロジェクトであり、財政部は9000万元の特別資金を計上』とチャイナネットの記事があったが、いつの間にか3億元に跳ね上がっている。34兆円もいささか白髪三千丈とも思えるが、貴重な財宝が埋もれている可能性は高い。
この船を丸ごと入れたコンテナは3400トン、そしてこの特注コンテナは自重で360トンもある。沈没船の排水量はおよそ600トン、積載重量は800トンとも言われている。
大紀元の記事には『800年前の中国人はこのような遠洋航海をする木造船を造りだしたのは世界の奇跡』としている。また、乾隆帝(在位1735~1795年)の頃は世界のGDPの51%を占めており、孫文(1912年)の頃は世界のGDPの27%、民国11年(1922年)で12%、中共政権樹立時(1949年)で5.7%、そして2003年で世界のGDPの4%と書かれている。現在、このGDPの割合を増やす為に環境や健康を損ねていることもよく考えねばならない。
いずれにしても、関係者が爆竹を鳴らした気持ちも分かるような気もする。
◇映像ニュース/Ku6.com12/22-南海I号整体打捞出水
http://www.ku6.com/show/GX7E4GROXCLjnMMd.html
◇参考ニュース/捜狐新聞12/23-南海一号出水文物展示(组图)
http://news.sohu.com/20071223/n254247285_6.shtml
◇参考ニュース/新華網12/23-阳江边防官兵二十载守护“南海一号”[组图]
http://news.xinhuanet.com/photo/2007-12/23/content_7300048.htm
なにせ34兆円、警備は厳重だな
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